琵琶湖一周カメラウォーク
第2回 2003年11月21日 近江舞子から近江高島まで

 ラフォーレ琵琶湖主催のイベント(近江富士写真の八田正文氏が案内)に参加してきました。カメラといってもデジカメしか持っていませんが、歩くのが好きなのでご一緒させてもらいました。
お天気の具合を心配していましたが、ラフォーレ琵琶湖に着くころには晴れてきました。ラフォーレの担当者S氏から今日の予定と八田先生、琵琶湖一周歩き9週目を歩いておられる道本氏の紹介がされました。参加者と挨拶を交わして、9時過ぎホテルの車で第2回目の出発点JR近江舞子駅まで送ってもらう。また、帰りもゴールのJR近江高島駅まで迎えに来てくれるという便利なイベントです(^.^)。
ホテルを出発、琵琶湖大橋を渡り、湖岸沿いの161号線を北上する。近江舞子に着くころ空が曇ってきて比良山もガスの中、今日の歩きは雨になりそうだ。
思い思いに写真を撮りながら、湖畔の白い砂浜を歩いて北小松へ向かう参加メンバー。
10時少し前に近江舞子駅を出発、少し歩いたところで湖畔へ出る。さっそく万葉集の歌碑に出会う
     ”さざ浪の 
         比良山風の
            海吹けば 
                釣する海人の 
                      袖反る見ゆ
かなり空が暗くなってきた。後方に見えるのは対岸の沖島は足の調子が悪いうえ、スケッチするため皆さんの足を引っ張り北小松の漁港に着いたのは11時40分になってしまった。
雨が降り出してきたので漁港の少し先の浜辺にある東屋で早めの昼食をとる。
雨が一時強くなり出発を少し遅らしてここで休憩、12時過ぎ雨が小降りになり日がさしてきたので歩き出す。
紅葉した落ち葉の江若鉄道の廃線跡を歩く。平行して国道161号線が走っている。
江若(こうじゃく)鉄道は浜大津〜近江今津間51kmを運行していた私鉄。国鉄湖西線の建設に伴って江若鉄道は1961(昭和44)年に廃止となり、一部の重複する軌道敷は湖西線となりました。
ガスに煙る比良山系を望む田園風景
午後2時半ころやっと白鬚神社に着く琵琶湖の湖上に立つ朱塗りの大鳥居が目印。猿田彦命[さるたひこのみこと]を祭り、長寿や縁結びの神様として信仰を集め、その歴史は2000年近いと伝える。国道161号を挟んで鳥居と向かいあう本殿(重要文化財)は、豊臣秀頼と淀君の寄進を受け、1603年(慶長8)に再建されたもの。境内には旧拝殿の絵馬殿、外宮、内宮が立ち並んでいる。
ひげの漢字に鬚(あごひげ)、髭(くちひげ)、髯(ほほひげ)があるんですね・・・白鬚神社が正解

このあと国道から旧道に入り、ちょっと小高いところにある鵜川の四十八体石仏を訪れてました。

今まで見えなかった三上山(近江富士)シルエットのように顔を出した。
白鬚神社社務所の後ろの紅葉ができれいでした。
朱塗りの大鳥居の向こうに近江八幡の沖島や津田山が見える。
また雨が降り出した中急ぎ足で”乙女が池”、”大溝城址”を見て午後4時前にJR近江高島駅に着きました。すでに迎えのラフォーレ琵琶湖もバスが待っていました。雨で気温が下がり冷えた身体にはバスの暖房が心地よい。居眠りしているうちにホテル無事到着。時々雨に降られましたが、おかげでしっとりした秋景色を堪能できました。
次回の予定を聞き解散しました。第3回は2004年3月下旬の日曜日計画されています。
鮮やかな黄色に紅葉した大木の銀杏と鵜川の四十八体石仏
近江高島の湖岸より再びうっすらと姿を現した三上山を撮りました。