青春18切符の旅-2日目(午後の散策)
松山市内の観光スポット散策。
2020・3・2 愛媛県松山市
 今日の午後は、今回の愛媛県松山市の中心に聳える「松山城」を訪問です。その後、午前中に偵察した「道後温泉」本館の”神の湯”に入る予定です。。


 

この日の松山市内散策個所をマップに・・・。
 道後温泉を偵察した後伊予鉄市内線で県庁前へ戻る。ロープウエイもあるが、昔の武士のごとく徒歩で登城しよう。

 

標高132mの勝山山頂上の松山城天守
 

 県庁前で下車、堀のある平地の三の丸を左手に見て二の丸史跡庭園(見えている石垣)前の道を上がって行く。


  二の丸史跡公園の石垣に沿って登ってきました。このコースはホテルで教えてもらった。
 

目的は天守なので二の丸史跡庭園はパス。
 

二の丸跡を過ぎると、こんな樹林帯の坂道となる。
 

大手門址
 汗をかきながら急坂のつずら折道が終わった途端、この光景が現れました。この場所にあった案内板に、今登ってきたのがが黒門口登城道だったんだ。
 

二の丸史跡庭園と黒門口登城道の案内図




大手門跡から見える松山城の天守
ここが一番のスケッチポイントだろうと感じて、スケッチを始めました。


 

戸無門
 大手門跡から少し登って、右折するとこの門が見えてきます。本丸大手の最初に現存する網だそうです。
 

筒井門
 築城の際、正木城から移建された伝えられる。本丸へ向かう正面の固めを構成する重要な櫓門で、場内一の大きさだそうです。
 

筒井門をくぐると松山市内が展望できる
 

これは太鼓楼のある太鼓門だろうか、この後ろが本丸だ。


 

小天守と大天守
※大天守・小天守・櫓を四方に配置し、多門櫓(長屋形式の櫓)でつないだ
「連立式天守」になっています。(本丸広場から)
  松山城は慶長七年(1602)戦国時代の勇将で、賤ヶ岳の七本槍で有名な加藤嘉明により築城を始められたもので、勝山山頂に本丸、中腹に二の丸、山麓に三の丸を配した巨大な規模の城郭です。江戸時代に建築再建された天守や城門、櫓など21棟は重要文化財です。


 

 遠方の山は早朝に行った松山観光港あたりです。見えている山はごごじまの伊予小富士だろう。(本丸から)
 

じゃこてんうどん定食
お腹が空いてと思ったら、もう12:30 本丸のお店で
 

小天守
 

大天守(国指定重要文化財)
安政元年(1854)に再建。
 

ぐるぐる回ってやっと天守に位着く。
 

加藤嘉明が着用したといわれる甲冑


 

本丸広場と松山市街
天守からの眺め


 

天守の最上階
 

連立式の天守をつなぐ→ブラ櫓

 下山は城山ロープウエイ乗り場方面へ・・・
   
  広い坂道を下って行く
 

途中でリフトとロープウエイに沿って、東雲神社へ。
 

東雲神社の本殿
 

本殿から参道の石段を下る。
 

ロープウエイ街を下って大街道へ出る。
大街道から伊予電の市内線で道後温泉駅の一駅手前の「道後公園」で下車する。
この公園はこんもりした高台になっている。説明板には湯築城址とある。


 


道後公園の高台に着くとこんな展望がある。
先ほど散策していた松山城址のある勝山と天守が見えている。



 温泉に入る前に、まだ時間的には1時間くらい余裕がある。今朝、思いついた四国八十八所の札所「太山寺(52番)は挫折したので、ぜひ一カ所はお参りしたい。地図を見ると「道後公園」からは徒歩でも30分くらいで行けそうなところに「石手寺」(51番札所)がある。
 

 お寺のありそうなこの山並をを目指して来たら、20分ほどで「石手寺」に着きました。山頂に大きな仏像が・・
 

 大きな道路に面してあった石手寺、正面に門があるというお寺のイメージとちょっと違うなあ。
 

道路に面した石手寺、何か不思議な感じがする。
 

境内に入るとお寺の感じとなる。
 

正門が見えてホッとする。
だけど門をくぐると沢山のお堂があって雰囲気が変わる。
 

遠くから見えていた石手寺の弘法大師像
  平和を記念、中国のデザインで建立されたという。

 帰りはバスで「道後温泉駅前」に戻る。時刻は午後4時ちょっと前、いそいで道後温泉本館へ向かおうとしたら、商店街入口で、人力車の車夫さんが大声で”4時00分から「坊ちゃんカラクリ時計」が動き出よ~”叫んでいる。時間はかからないだろう。一時間毎に動くらしい。あと数分だ待って見ていくことにしました。
 

道後温泉駅前の放生園
動き出す前は二層の坊ちゃん時計だ。右手は足湯です。





 足湯に手を浸してみると”かなりぬる~い”道後温泉はぬるめ?なのかな・・・と想像する。

 

午後4時 動き出した「坊っちゃんカラクリ時計」
 二層だったのがこのように四層になり、坊ちゃんの登城人物人形か出てきて動き出す。一番下は道後温泉みたいだ。これは1994(平成6)年、道後温泉本館建設100年周年記念事業の一環として作られました。
 

 午前中に偵察済みなので道後温泉本館へは迷わない。さあ、松山観光の二番目の目的、道後温泉だ。 
 

 本館左側の入り口から入る。入湯料金410円を払って脱衣部屋へ。
 

これは道後温泉本館の入湯券(表)
 

入湯券の裏二は温泉の由来が・・・。

脱衣所から温泉の戸を開けると、正面壁にタイル画、その前に大きな石の筒が現れる。
※浴槽は写真が撮れないので、案内チラシから雰囲気だけでもと描いてみました。





道後温泉本館の「神の湯」
 保存修理中は2種類ある浴室のうち、この「神の湯」が利用できます。湯が注ぎ出る石釜「湯釜」は道後独特のもので、デザインもさまざまとのこと。壁の陶板壁画は砥部焼でした。それにしても温泉といえば強烈に熱いものだという固定観念がある私には、ちょっと意外でした。先ほどの足湯と同じように泉温は高くないんだ。

 


道後温泉本館
本館傍のビール店で”湯上りビール”をいただいた後、このスケッチを描きました。
全体が入らずの失敗作品です。ほろ酔いのせいではありません。



 

 

道後温泉駅からホテルへ向かう。
今日は1日よく動き回ったなあ。

 JR松山駅のコンビニで弁当と缶ビールを買ってホテルでゆっくりくつろぐ。明日は帰路途中下車して、観音寺で巨大な砂絵「寛永通宝」を見に行く予定です。




松山市内でもらった「坂の上の雲散策ルートマップ」の道後のページ
偶然ですが、ここに紹介されたコースを歩いていました。