青春18キップの旅-3日目
松山の帰り道立ち寄った観音寺市

2020・3・3 香川県観音寺市

 せっかく四国松山まで来たのだから、帰り道も一カ所途中下車して帰宅することにしました。目的地は観音寺、砂浜に造られている巨大な「銭形」と、四国八十八霊場の観音寺訪問に決めました。



JR松山駅とビル街
18キップ三日目の朝風景(ホテルの窓から)
 今日もいい天気だ。乗る予定の電車はJR松山駅7:49発の「伊予西条」行きを予定している。他の普通電車と比べ所要時間が3時間7分と一番短いからだ。それに乗り換えも1回で面倒くさくない。

 

早朝のJR松山駅前
 

ホテルをチェックアウト、徒歩数分の松山駅に着く。
 

松山駅改札口
 

車窓からの風景
 

これらも車窓からの風景ですが、どのあたりか・・・?
 

 途中から乗ってこられたお遍路さんです。40才代くらいの男性、足元はスニーカー、頭にはバンダナ、それにヘッドホンとスマホ、現代風なのだ(^^;)。観音寺へ行かれるのかなと思っていたら、手前の駅で下車されました。
 
 

観音寺まであと30分だ・・・。
 

10:56 定刻通り観音寺駅に着きました。ホームに降り立つと”ようこそ 銭形の街 観音寺市へ”のカンバンが出迎えてくれる。
 

JR観音寺駅正面
 駅員さんに観光案内所はどこ?と聞くと、”駅前の通りを渡ったところにありますよ”と教えてくれました。
 

観光案内所
 駅のコインロッカーに手荷物を預けて、案内所へ向かう。観光案内所はすぐにわかりました。
 
 観音寺の観光案内所で、昼食も兼て3~4時間で八十八霊場の「観音寺」と「銭形」を歩いて回ることができますか?と聞くと、”。十分行けますよ。でも、今人気の高屋(たかや)神社の「天空の鳥居」へは歩いてはムリですよ。タクシーなら行けますが、”との返事。片道約3000円はつらい。なぜなら標高404mの稲積山山頂だからだ。

 結局、初めに予定していた「銭形」と「観音寺」を歩いて回ることに決める。ルート途中にある”うどん”屋さんを聞くと、地元で人気の”柳川うどん”を経由する道を教えてくれました。

 左のマップのルートを歩くことに決めて出発です。
 

柳川うどん店
 

お勧めの”じゃこ天うどん(大)”
 お店は大通りから入った町中でしたがすぐにわかる。お店に入るとちょうど昼時、地元の方でいっぱいでした。隣席のおじさんが話しかけてきて、”ここのうどんはとてもうまいよ”勧められるままに注文したが、ボリューム満点でした。500円は安いなあ(@_@)・・・
 

観音寺橋から左手の風景(海側)
 

観音寺橋から右手の風景
  柳川うどんから財田川にでる。目的の琴弾山は対岸の小山だろう。銭形展望台まで歩いても大したことないだろう。
 

観音寺橋を渡って左へ。
 四国霊場第68・69番、神恵院(じんねいいん)・観音寺はこの先左へとある。
 

琴弾八幡宮参道入り口
 琴弾山山頂の八幡宮本殿までまでつづく、なが~い石段の登り道があるようだ。パスして観音寺へ向かう。
 

西国69番霊場観音寺への入り口に着く。
 

観音寺の山門
 

69番太子堂(観音寺)
 

観音寺
  六十八番・神恵院も六十九番・観音寺も琴弾公園内の琴弾山の中腹にあります。2つの札所が同じ境内に存在する、とても珍しい霊場です。開基したのは法相宗の高僧・日証上人といわれています。大宝3年(703)この地で修行中、宇佐八幡宮のお告げを受け、かなたの海上で神船と琴を発見。琴弾山に引き上げ、「琴弾八幡宮」を建立して祀りました。このとき、神宮寺として建てられた寺が起源とされています。大同2年(807)弘法大師が琴弾八幡宮の本地仏である阿弥陀如来を描いて本尊として祀り、後に院号を「神恵院」とし、六十八番霊場としました。・・・・・七宝山 神恵院のHPより転載させてもらいました。
 

第68番、神恵院の太子堂
 

太子堂の右側を上がると神恵院の本堂がある。
  観音寺で読経していた青年に出合う。彼は坂出市から来たという。地元、香川県の四国八十八霊場を回っているという。”一緒に読経しませんか”と誘われたが、まったく無知で分からない私は、彼の読経を横で聞きながらお参りしました。これから観音寺市の名所、巨大な「銭形の砂型」を見に行く予定。彼は銭形のこと知らなかったというので一緒しました。
 

観音寺の薬師堂
この薬師堂の左手から「象が鼻岩銭形展望台」へ向かう。
 

象が鼻岩銭形展望台
ここから銭形が真下に望めます。
   
  観光案内のパンフレットで見ていた「銭形」、有明浜にこの銭形の砂絵を一夜で作り上げたという。
こんなでかい砂型は誰がどのように制作、管理しているのだろう。銭形のいわれは下記をご参照ください。
   

  銭形展望台から有明浜に下る途中、琴弾山山頂の「琴弾八幡宮本殿」にお参りしました。
 

琴弾八幡宮本殿
(琴弾山山頂)
 

正面の参道はこんな急な石段でした。
この道上ってこなくて正解でした。

 

九十九曲道降り口
展望台から舗装路を少し下るとあった「銭形」への下り道
 

天狗山山頂
九十九曲道降り口から左手へ登る。三角点もありました。
   
 急な石段を下るとすぐに銭形のある砂浜地に着きました。
 

銭形に近寄ると、ただの盛り上がった砂台地のようだ。
後方の山は先ほどまでいた展望台のある琴弾山です。
 

浜辺に出てみる。
昨年夏18切符旅で行った「鳥砂丘」を思い出しました。
 

見えているピークは時間があれば行きたかった稲積山だろう
最近話題になっている観音寺市の観光名所、高屋神社の「天空の鳥居」がある。



ゆっくり観音寺市の観光を楽しんだ。この浜からJR観音寺駅までは徒歩で三十分くらいだろう。
観音寺駅に帰り着くとタイミングよく電車が、予定していたより一本早い坂出行に間に合いました。
・・・・ここから坂出、岡山、相生、姫路と乗り換えて、無事守山に帰れました。