青春18切符で淡路島へ
2006・12・18





明石海峡大橋(淡路島・岩屋)

 青春18切符、リタイヤした身にはなんとなく響きがそぐわないといつも感じます(^_^;)。それにこの切符は有効期限が限られているので思いついたら即実行しないと残ってしまいます。期限が過ぎればただの紙切れだ・・・ちょうど大阪でローマ・スケッチ旅行に参加させてもらった水彩スケッチ画家・寺田先生の個展「哀愁のローマので」のオープニング日。スケッチと二股かけて網干行きの快速電車に乗りました。
 姫路方面のどこか気のむいた所で降りようと車中であれこれ考えているうち快速電車は神戸を過ぎる。やがて特徴のある建物・明石市立天文科学館が見えてくる。そうだ今日は明石にしよう。



 とりあえず明石港へ向けて歩く。港に近ずくと真っ赤なゆでたこのカンバンが目に入る。その名もマンガチックな「たこフェリー」でした。明石海峡大橋が開通してなくなったのかと思っていた淡路島フェリーがまだ健在だった。待合所に入るとちょうど出航する便がある。料金が320円と安いし、20分の航行時間で岩屋港に行ける。気ままな旅、いそいで切符を買って乗り込みました。一般客は5人で、車で乗ってきた人が客席へ上がってきても大きな部屋はガラガラでした。いつもの気ままなぶらりスケッチ旅です(^_^;)



明石港から見る明石海峡大橋。淡路島が手がとどくほどの近くに見える。





あっという間に岩屋港につく。





 たこフェリーは明石大橋の下をくぐる。その吊橋の長さは3,911m、それにこの高さ・・・巨大だ!!



 スケッチする場所を探しながら岩屋の町を歩いていると絵島という名所?に・・・風化した岩はまるでオブジェだ。


 絵島の岩はこんなに変わった模様をしていました。近場を散策したがどうもスケッチしたい衝動にかられない。



 明石海峡大橋を背景に岩屋港の漁船を描いたがあまりピリッとしない。描きたいところが見つからず、時間も迫ってきたので戻ることにする。





 
 帰りは絵島の近くにあった高速船ターミナルから乗船、わずか13分というスマートなデザインの高速船でした。料金はたこフェリーよりちょっと高い500円、それでもけっこう利用客が多かったよ。しかし残念ながら大きなプラスティック製の窓は何故か半透明で外がよく見えませんでした。




 明石駅への途中にあった商店街は年末の買い物なのか賑わっていました。さすが明石、タコの姿をした干物や新鮮な魚などなど。その中に名物・明石焼きのお店があり、さっそくいただきました(^_-)-☆



 大阪と明石、二股かけたためスケッチが思うように出来なかった。消化不良解消と画廊に行く前に近くの中之島でスケッチする。このアングルは一週間前に会社のOB打ち合わせで大阪へ来たときにチェックしていました。そのときは銀杏の黄葉真っ盛りでスケッチする人が並んでいました。いまはもう黄葉は終わり、葉が散ったこんな景色もなかなか風情がありますね。




御堂筋に面した日本銀行大阪支店





上と同じ場所から京阪淀屋橋(南側)方面をスケッチする。
 この二枚が描けたことでちょっとスケッチの消化不良が解消できました。が・・・なんだかよくわからない18切符の一日旅でした。






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