青春18キップで名古屋、静岡へ
(2010年7月22日〜23日)
 青春18キップの夏シーズン(期間7月20日〜9月10日)がはじまった。さっそくネット友達ポー君の「愛しのポルトガル展」とkojiさんが出展している「日本水彩展」を見に名古屋へ。そのあと静岡の日本平へ富士を見に行く予定で出かけました。



日本百名山の伊吹山(普通列車の車窓から)
 毎日猛暑がつづいている。凉しいうちにと、6時半すぎに自宅を出る。守山駅に着くとダイヤが違っている。なぜかわからないが早目に着いていたのでよかった。だが米原駅でも名古屋行の快速がない?。 そこでやっと「土日・祝日ダイヤ」をプリントしていたことに気づく(^_^;)。結局30分待って大垣行きの普通電車に乗り込む、なにか出だしから変な予感が・・・
 近江長岡を過ぎて伊吹が雄大な姿を見せてくる。ここまでは良かったが大垣駅についたらホームは人で大混雑。名古屋手前の清洲駅近くで人身事故が発生、運転を見合わせていると駅のアナウンス・・・変な予感が的中(ーー;)  結局、1時間半遅れで名古屋駅に着いた。



テレビ塔
(画像クリックスすると拡大します)

 さっそく地下鉄で会場のある栄駅へ。日本水彩展の会場、愛知芸術文化センターはすぐ近くにあるが、地上に出たら猛暑(ーー;)。さすが作品はどれも力作ぞろいだ。ネット友達の作品も素敵でした。
 このビルの10階からはテレビ塔のあるセントラルパークの眺めがよいからスケッチしたらと教えられていたので描いたのが左のスケッチです。もう少し広い範囲を描けばよかったなあ・・・・
 次の会場「愛しのポルトガル展」へ。このセントラルパーク地下ギャラーは100メートルもある通路だ。そこにポルトガルで撮った人物を中心にした117点の写真作品が展示してある。


愛しのポルトガル展
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中央は作家のポー君です。
相棒のすぎさんまじえて
楽しく談笑1時間も長居しました。


愛しのポルトガル展


このあとは次の訪問地の静岡へ。乱れたJRダイヤは午後には正常に戻っていてました。
予定より1時間遅れの14:17発の豊橋行きの快速に乗る。50分で豊橋に着く。ここで浜松行きの普通に乗り換える。
20分待ちで熱海行きに乗り換えて午後5時半静岡駅に到着する。


静岡駅

 静岡駅構内にある観光案内所へ。18:00までOPENということでラッキー。さっそく今日泊まるホテルの道順と明日の日本平行きのバスダイヤを確認する。いただいた静岡市観光ガイド「旅ナビ静岡」をもとにとても親切に案内してもらえて静岡の第一印象はvery goodでした(^_^)。

 ホテルは徒歩8分、チェックインしてシャワーでさっぱりしてから、徳川家康公の駿府城跡がある駿府公園へ出かけたが、夕暮れというのにまだまだ暑い。スケッチもせずに復元された東御門と巽櫓だけ見てそそくさと夕食する店を探しに駅周辺へ戻る。偶然入ったホテル近くの小さな串カツ屋さんにはいる。暖簾くぐれば気さくなご主人が、まず旬のシラスをサービスしてくれる。このシラスは静岡県内ならではの一品とか、串カツも美味しくなかなか雰囲気のよいお店でした。(*^_^*)。


駿府城の東御門を入ったところにある門です。



復元されている巽櫓
右端の橋のところが東御門です。
駿府城は1585年に徳川家康公が築城し、江戸に移るまでの4年間と、大御所時代の10年間を過ごしたとある。


7月23日(金)・・・2日目


平日はバス便が4本しかないので注意が必要です。
昨夜静岡へついたとき案内所で調べて正解だ。
8時17分の始発を逃すと次は10:22だから・・・


日本平の頂上で来た証拠にスナップを一枚・・・
標高307mの丘陵地、だが暑さはあまりかわらない。
日陰がなくて、すぐに汗が噴きしてくる。

ネットの仲間Nさんから日本平のスケッチポイント聞いていたが、日本平ホテルとバスの終点(ロープウエイ駅前駐車場)とこんなに離れているとは考えていなかった。ただし、この頂上はすぐでした。



母子像
赤いくつ はいていた 女の子・・・
誰もが知っている「童謡赤い靴」の女の子のモデル「きみちゃん」の生まれ故郷は静岡の清水とか?
この母子像は頂上から駐車場へ降りる途中にある。
この銅像と日本平とは、なにかそぐわない光景でしだよ〜。


日本平の広い駐車場にある「日本平の石碑」と頂上のアンテナ群(右の写真)
 この広場で東海自然歩道道標を見つける。表示にはJR草薙駅〜日本平〜久能山〜駿河湾の久能海岸(久能山下)までハイキングコースがあるのだ。気候のよいときなら歩けたのになあ(*^_^*)・・・

 日本平ホテルの道筋に教えてもらった日本平美術館がありました。日陰もなく暑いがちょっとスケッチ・・・



日本武尊の銅像と美術館
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ヨーロッパの城のような日本平美術館の建物
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頂上から20分ほど歩いてやっと日本平ホテルに到着しました。
やれやれ、この暑い炎天下、このあと久能さへいくにはまたバス終点のロープウエイ乗り場まで登り返さないといけないよ〜(ーー;)。



日本平ホテルの庭園
(右端が本館、その横が別館です。)
 テレビドラマ「華麗なる一族」も撮影されたという、日本平ホテルの整備された広い庭は素敵でした。清水湾の展望がバッチリ、でも富士山が顔を出してくれなくて残念でした。



清水港の展望






清水港から富士山方面の展望

正面に日本一の山「富士山」が見えるポイントなのに・・・
スケッチしながら待っていたが、霞んでままで残念ながら姿を見せてくれなかった。
夏場はだめなのかな・・・・



  スケッチしたあと、徳川家康公の墓所、東照宮へお参りするため、久能山行きのロープウエイ乗り場まで東海自然歩道を歩いて戻りました。もう全身汗でグッショリ、よく熱中症にならないものだと自分ながら感心する。

皆さんはロープウエイで久能山を往復してまた日本平に戻るらしい。
せっかくここまで来たのだから久能山下へ下山してさらに欲張って清水港まで行きたい。
切符買う窓口でバスの便を聞くと2時間に1本あるが、1159段の参道石段下るのは大変だよと教えてくれる。
まあなんとか生なるだろうと片道切符を購入して三つ葉葵のご紋の入ったゴンドラに乗り込む。



尖ったちょっ変わった形の久能山
(日本平ロープウエイ乗り場から)



中間地点から交差するゴンドラ(葵のマークがある)と日本平駅




久能山東照宮

家康公の遺言により2代将軍秀忠公が建立し家康公をを祀っている。
ロープウエイを下りたすぐに東照宮の入り口があり、その横に博物館もありました。清水港まで行きたいので
本殿の参拝だけにする。



楼門(重要文化財)
後水尾天皇御しん筆の「東昭大権現」の額が
掲げてあることから勅旨御門とも呼ばれている。
拝観料金を払ってすぐに石段が・・・



これが久能山東照宮の本殿

拝観はこの御社殿(本殿)正面の門(唐門)からは入れない。石段を登って右へ


権現造りの御社殿
(重要文化財)
御社殿へは横側にあるこの門から入ります。
元和3年(1617)に造営、拝殿、石の間、本殿の三棟からなっている。


本殿正面



御社殿一番奥の本殿(側面です)
絢爛豪華さでは日光東照宮より少し劣るかなあ・・・



東照宮の本殿裏の上に家康公の墓所がある。



さあ東照宮の参拝がおわって、いよいよ駿河湾に面した参道(石段)下りだ・・・・



久能山東照宮からの駿河湾久能海岸の展望




さあ東照宮参道の1159段の石段のはじまりだ。
12:36発のバスには20分しかない。逃すと2時間待ちだ〜



段差が小さいのでわりかし歩きやすい。これなら一気に下れそうだ。



あっという間に下ってしまった。海が目の前に・・・




久能山東照宮
(久能山下)

余裕でバスに間にある。バス車内はエアコンがきいていて気持ちがよい。
ちょうど汗が引いたころ清水港近くのバス停に着く。
バスを降りるとまたまた灼熱の太陽がギラギラ・・・・
暑さを避けて清水港クルーズでもと乗り場に行ったがタイミングが合わない
あまりにも暑いので、清水の観光は取りやめました。浜辺にあった小さなカフェで浜風にふかれてゆっくりスケッチ&休憩、
冷たい生ビールがうまい〜(^o^)丿


清水港〜の〜次郎長は・・・・
なつかしい歌が聞こえてこない、まったくのモダンな清水港にちょっぴり戸惑う。
造られたミニに砂浜では家族連れが海水浴を楽しんでいました。


こんな景色を見ながらゆっくりさせてもらう。
(画像クリックスすると拡大します)




ビールやチュウハイ、モダンな飲み物を売っている
右のスケッチのようなデーブル素敵な小さなお店でした。
(画像クリックスすると拡大します)



ここでもやはり富士山は見えませんでした。



フェリー乗り場から見える日本平


このあと無料シャトルバスでJR清水駅へでて、来たときと同じように普通列車乗り継ぎ旅で帰宅しました。
旅を思い出しながら、ながなが書き込んでしまいました。
最後までご覧いただいた方には感謝です。