青春18キップで箱根へ
8月8日 一日目です。
( 2013・8・8〜10)
 今年の18キップ遠出の旅は何処にしようかといろいろ考えていたが、世界遺産に登録されたばかりの富士山が見える箱根へ行こうとこうと思いたつ。箱根は観光地として、また箱根駅伝として有名なのにまだ行ったことはない。普通列車の時間をチェックしたら箱根登山鉄道の始発駅小田原駅まで、米原、豊橋、浜松、静岡、熱海と乗り継いで約7時間もかかる。まずはホテルの予約ができないと実行できない。箱根のホテルは貧乏旅行には論外、そこで登山電車に乗る小田原駅近くのビジネスホテルを「じゃらんネット」で探す。なんとか予約ができたのが8日(木)〜9日(金)でした。
 8月8日の早朝6:33発の米原行き快速で守山を出発する。なが〜い、なが〜い車中で、一日目の午後の空き時間を有効に利用するかを思案する。せっかくのチャンスなので江の島・鎌倉へも行ってみたい。欲張って駆け足旅するより一つに決め、江の島散策にしようと小田原通過して藤沢駅で下車しました。



江ノ島

 14:30 守山から約8時間、
やっとのことで「江ノ島駅」にたどり着きました。







  駅から江ノ島へは土産店やカフェ・レストランなどが並ぶ混雑した細い道路をいく。まずは島へ渡る前に江ノ島の遠景を描いてみようと思い片瀬漁港へ向う。



片瀬漁港からの江ノ島




漁港のつづきにある海水浴場
夏シーズンとあって大混雑でした。
 




漁港から続く堤防の先端まで行ってみたが全体像が入らない。少し戻って腰を下ろす。
ガンガン照りの太陽の下、F6用紙二枚並べて汗びっしょりになって描いたが結局全体が
入らず失敗(^_^;)



スケッチはあきらめて江ノ島見物に行こう。



江ノ島正面に架かる橋より



江島神社への参道
 江島神社への参道は両側に干物や海苔、相模湾の海の幸、夫婦饅頭や羊羹、貝細工の土産物店などがぎっしり並んでいる。さすが有名観光地大勢の人でにぎわっていました。



朱色の大鳥居
ここから参道は階段になる。



参道を振り返る


 江ノ島についての予備知識は全くない状態でふらっと立ち寄りでした。恥ずかしながら帰宅してから江島神社のHPで下記のことを知りました。

 御祭神は、
 天照大神が須佐之男命と誓約された時に生まれた神で、三人姉妹の女神様です。 奥津宮の多紀理比賣命、中津宮の市寸島比賣命、辺津宮の田寸津比賣命、この三女神を江島大神と称しています。古くは江島明神と呼ばれていましたが、仏教との習合によって、弁財天女とされ、江島弁財天として信仰されるに至り、 海の神、水の神の他に、幸福・財宝を招き、芸道上達の功徳を持つ神として、今日まで仰がれています。



参道からの江ノ島のハーバー展望






辺津宮(へつみや)
夏の大祓、茅の輪くぐりもありました。
江島神社の一番下に位置していることから『下の宮』とも呼ばれ、 島の玄関口にもあたる。

 あまりの暑さに頭はぼおーっとなって江島のシンボル「弁天様」も見逃してしまいました。あとは見物というよりただ高台を目指しただけ。辺津宮からはエスカーなる乗り物?(単なる有料のエスカレータでした)のお世話になってしまいました(^_^;)。


中津宮(なかつみや)
もう一つエスカーを乗り継いで一番の高台へ・・・







江の島サムエル・コッキング苑
 明治時代この地にはじめて庭園を作った英国人貿易商サムエル・コッキングの名からつけられたらしい。一番の高台に着いたがもうスタミナ切れ、おまけにここは有料なのでパスして戻ることにしました。



 江の島も点と線だが散策できたので、もう少し欲張って江ノ電で鎌倉鶴岡八幡宮(ここも初めての訪問です)へ行くことにする。車窓から夕暮れの湘南海岸を眺めながらに鎌倉に着く。もう宵闇迫る午後6時半過ぎでした。鎌倉駅から八幡宮へは徒歩15分はかかるという、明るいうちに行けるかなあ・・・・



鶴岡八幡宮の参道に着いたら、あたりはうす暗くなっていました。






参道の行燈にどんどんあかりが入って行く



 本殿に着いたらスケッチするどころか、すっかり夜景になってしまいました。早々にお参りして小田原のホテルへ急ぐ。江ノ電の一日乗り放題キップを購入していたがこれで帰るとかなり遅くなるので、JR横須賀線で大船乗り換えで藤沢へ戻り、コインロッカーに預けた荷物を取り出すために一旦下車、ふたたび熱海行きの普通列車で小田原へ。20:30 やっとホテルに到着。ながい一日目が終わりました。
 さあ、明日は早起きして小田原城を散策して、駅に向かおう。いよいよ旅の本番、箱根だ〜(^_^)