琵琶湖一周歩きVoL..14
近江永原から近江今津まで

2002.6.19(水)

琵琶湖一周歩きもいよいよ大詰めです。今回は自宅から一番遠い近江永原から近江今津へのコースを歩いてきました。暑さにばてないため早朝出発する。

守山 5:36発 → 6:05山科乗り換え → 近江永原 7:12着 ・・・歩き・・・ 近江今津13:30で帰宅。
近江永原駅を出発
大浦へ向かう
快晴、風も冷たく心地よい。永原駅は葛籠尾半島を歩いた半年前に来ている。大浦までは同じ道を歩く。そこから今回は海津大崎を目指す、左手の葛籠尾半島と竹生島を見ながら歩く。
県道557 西浅井マキノ線。前方には海津大崎が見える。
早朝でも、もうバスつりをしている人(後方は。竹生島)
葛籠尾半島と竹生島
湖岸沿いの近江湖の辺の道沿いには風波を防ぐ石積みが続く。
案内板には・・・・
「海津は古くから湖上交通の要衝として栄えた宿場町です。湖岸には風波から家宅を守るために江戸時代に代官西与市左エ門によって作られた古い石積みが残っています。」
マキノから今津にかけての湖岸には松並木が続く。石積みと同じ防風林だろう!
マキノサニービーチにある白いモダンな広場の展望台から浜辺に続く松並木。
左は歩いてきた海津大崎、その後ろに葛籠尾半島と伊吹山が見える(、写真では霞んでいる)。左:木の間には竹生島が・・・
桜並木の経緯・・・カンバンより
「昭和11年、大崎トンネルの開穿と湖岸道路開通を記念して植えられたもので、旧海津村役場が桜の苗木(そめい吉野)1000本を購入し、当時の県修路工夫、宗戸清七らの手によって植えられた。以来同氏や地元民の献身的な努力によって育てられ、現在では延長3.5kmにおよぶ桜並木は毎年4月中旬に美しい花のトンネルを作り上げ、近畿では遅咲きの花の名所として観光客でにぎわっている。」
海津大崎の桜並木入り口:4月中中旬には半島全体が素晴らしい桜の花のトンネルとなり、見ものですよ。そのころは大勢の花見客で賑わうが、いまはオフシーズンでとても静だ。
時折通過する車の音のほかは、爽やかな風と波の音だけの静か道歩きです。
・・・・ところが急に崖の上からガサガサという音が聞こえてきた。何の音かとしばらく眺めていると、猿が数匹現れてびっくり!! その横に何か顔みたいなものが私を見ている。よく見ると日本カモシカのようだ・・・・残念ながら私の3倍ズームのデジカメではこれ以上アップできない・・・・10倍ズームデジカメがほしい〜い(^_^;)
トンネルは車で危険なので湖岸を歩こうと試みたが・・・これ以上進めない。しかたなく引き返す。
トンネルを出たら休憩スポットがあった。ここで休憩をかねて昼食をとる。ここから長いトンネル・・歩くの怖いなあと思ったら、湖の辺の道があり湖岸から山側へ登ることになる。大崎寺を通じてこのトンネルを越えるられる。
大崎寺観音堂
大崎寺にある阿弥陀堂(安土の血天井)
義経の隠れ岩
海津の町から海津大崎への道
海津の町にあった酒造と地酒のカンバンに出会う。のぞいて一杯やりたかったが、先を歩けなくなったら困るのでしかたなく通過する。せめて2合ビンくらい買っとけばよかったと後悔しています(^_^;)。
マキノの赤坂山
マキノの赤坂山
マキノ町から今津に入るところから振り返ったら赤坂山から明王の禿(土色の所)を写す。昼過ぎになってかなり暑くなってきた。もうひと歩き(4kmほど)で今津駅だ。