琵琶湖一周歩きVoL..15
高月から山本山経由長浜へ

2002.6.21(金)

梅雨空の合間の晴天、琵琶湖一周歩き追い上げで湖北高槻駅へ向かう。ところが彦根あたりから曇り空になり、高槻駅に着くとポツポツと小雨が降ってきた。湖北と湖南では天候がまるで違うのをいつも感じます。

7:15 高槻駅出発、今日も昼食買いそびれたため国道8号線を歩きコンビニを探す。20分ほど歩いてやっとローソンが見つかってホッとする(^_^;)。ここから右折、正面に山本山が見える。
1996年07月に山本山(324m)から賎ガ岳(422m)まで歩いている。今回の琵琶湖一周歩きでも、どこからでもよく見え、遠くからでもそのお椀を伏せたような形ですぐに山本山とわかる。
8:30 山本山登山口の朝日神社に着く。
朝日山神社の左側に山本山登山口がある。
登山口から少し登ったところの常楽寺には沢山の石仏がある。ニコッと出迎えてくれた石仏を撮影(^_^;)
 整備された幅の広い急坂道が山道がつづく。ちょっぴり薄日が差してきて猛烈に蒸し暑い・・・汗が噴出だす。
一の丸、二の丸とつづき本丸が頂上となります。
 
 二の丸の広場からは琵琶湖方面が展望できる。霞んでいるが竹生島と葛籠尾半島が見える。眼下には津里と野田沼が見える。湖岸の尾上には「湖北野鳥センター」がある。下山してから立ち寄ろう!・・・津里へ下山するルートは知らなかったが、この道は近江湖辺の道(うみのべのみち)になっているらしい。
山本山頂上(324.9m:本丸跡)手前左右に土塁跡が残っている。
山本山には別名として朝日山、田中山、白山などがあり、またどこから見てもすぐに分かるということで見当山ともいわれているらしい。
見当杭・・・本丸跡の立て札にあった説明と木製の杭

見当杭は当地域の測量を基準として江戸時代に高さ二丈四尺(462cm)の柱を立てたのがはじまりと伝えられ、以後20年ごとに建替えられたという。
津里への下山道:かなり急な道で一気に麓の宇賀神社境内にでた。
道はこの宇賀神社本殿の左側にでる。
神社左側にある登山道(湖辺の道)には工事用の柵が真ん中においてあり「熊出没注意!!」湖北町津里区と書いて貼ってありました。下山の道標の所には何も書いていない・・・幸い熊にも動物にも出会いませんでしたが、こんなのは困りますね(-_-;)。
宇賀神社の正面、こちらからの登山道はこの階段を登って行く。。
下山した津里の集落と山本山
尾上にある「湖北野鳥センター」入場料200円にたちより、カイツブリ、カルガモ、川鵜、白鷺、アオサギなどを備え付けの双眼鏡で観察することが出来ました。係りの人が親切に双眼鏡で鳥をとらえては説明つきで見せてくれました。その人は野鳥観察の一番いいときは冬なので、その季節にぜひ再訪するよう話されていました。

左の写真は望遠鏡にデジカメをくっつけてアオサギを撮ってみました。初めてトライしましたがなんとかアオサギを捉えることが出来ました(^_^)・・・・10倍ズームのデジカメがほしいなあ!

センターの前の湖岸道路を通行する車がとても気になりました。
湖岸緑地にはこのような東屋がところどころにあります。涼しい木陰での休憩は気持ちがよかっです(^_^)
湖岸の風景(漁港)
湖岸の風景
姉川から浅井町方面を写す
足も痛くなったころ、やっと長浜の町が見えてきてホッとする。振り返るとまだ山本山が見えている。
とうとう長浜城がまじかに見えてきてた。長浜駅はもうすぐだ。
湖北野鳥センターから長浜まで、湖岸の舗装道路の12km歩きは、天候も回復して暑さと足の痛さに参りました。車が頻繁に通る湖岸道路横でも鳥たちが負けないくらいの鳴いていました。

 いよいよあと1回で琵琶湖一周が完了するまでこぎつけました\(^o^)/。