石山側の近江大橋と琵琶湖独特の漁法”えり”の向こうに近江富士がどこからでもよく見える(左)。近江大橋のたもとに勢多城跡(中)と漁港(右)があった。
路面電車の走っている浜大津の町、
琵琶湖一周歩き
Vol。6 
守山−大津(2001.12.19)
志那神社
前から気になっている名前だ。文字からその由来が中国かな思っていました。創建は明らかではないが平安時代には社があったと考えられている。由来は祭神の「志那津彦命」か。
しばらく湖周道路を大津方面に向かって歩くと淀川水質実験センターのある小公園がある。ここにはいろいろな水質改善実験設備がありバスで来た見学者に出会う。
比叡山がまじかに見える場所でおにぎりタイムと小休止。
今日の目的は琵琶湖一周歩きを始めた地点(大津)まで自宅から歩くことに決めて9時前出発する。

守山の自宅からは湖周道路かなりの距離がある。
ルートはJR栗東駅を経て湖周道路へ、湖岸に沿った湖周道路歩き、矢橋の帰帆島を縦断、瀬田川の国道1号線の橋を渡り瀬田城跡、浜大津、JR大津駅とする。
栗東駅から大宝神社への裏道、まだ秋を思わせる光景ですね。
大宝神社境内から正門を撮る
湖岸に向けて歩くがまだまだ遠い、比叡山が広い田畑の遥か向こうに見えている。右の写真ではだいぶ比叡山が近づいている。この松並木の右が志那神社だ。
11:20 やっと湖岸の琵琶湖周遊道路に出る。振り返ると比叡山、進行方向き正面には音羽山。
12:50 湖周道路を大津に向かって出発する。
途中にあった道路地図:ちょっと見にくいが地図に歩いたコースをピンク色のドットで書き込みました。
交通量は多いが道路の両側には広い歩道があり安心して歩ける。
矢橋の帰帆島の橋上より守山方面を見る。形のいい三上山が遠望できる。
近江大橋(有料道路)が見えてくる。今回はこの橋を渡らず、琵琶湖からたった一つ流出する瀬田川に沿って歩く。
近くによってもこの水鳥たちは悠々と泳いでいました。
このあたりはボート競技が盛んな場所です。今日も寒風の中練習する人たちに出会いました。
右の写真は琵琶湖と瀬田川の境界を示すカンバンです。
ここをすぎて瀬田川にかかる国道1号線の端を渡って対岸の石山に着く。もう少し下流目視できるところに旧東海道の瀬田の唐橋がある。
膳所に近づくにつれ滋賀県で一番高いプリンスホテルのビルがひときわ目立つ。
湖岸の小公園と琵琶湖文化会館。
守山の自宅を出て約7時間、やっとスタート地点の浜大津に着いた。ビアンカやミシガンといった観光船が停泊している。
近江大橋を過ぎるときれいに整備された湖岸が続く。