琵琶湖一周歩き追加編

葛籠尾崎にある菅浦

2002/8/8

昨年末歩いたとき菅浦の手前で奥琵琶湖パークウエイに入ってしまったので心残りでした。思いついて車で菅浦へ行ってきました。名神高速から北陸自動車道を通り長浜で8号線にでる。琵琶湖パークウエイをドライブして菅浦へはあっという間だ。
今日も暑いがパークウエイからの眺めはとてもきれい。湖北のほぼ中央にある小谷山、その後方には滋賀県下一の高さを誇る伊吹山が見える。伊吹山の夏はいまごろお花畑がきれいだろうな!
パークウエイを下りたら菅浦はすぐだ。街中は道路も狭いため菅浦の入り口に駐車場が作られている。
神社から見下ろした菅浦の集落
300mほど坂道を登ったところに神社がある。
集落東西の出入り口にある「四足門(しそくもん)」はちょうどその茅葺屋根の葺き替えを作業中でした。
集落をすぎて葛籠尾崎の先端近くまで延びている近江湖の辺の道。この道は行き止まりなので引き返す。
神社参道の途中から月出方面へ向かう湖の辺の道が分かれている。
この四足門で菅浦の集落は終わる。この先葛籠尾崎の手前までは細い道が続く終点には東屋があった。、
菅浦のこともっと知りたかったが、この日は資料館が閉まっていて残念・・・・・でもこれで琵琶湖一週歩きにきりがついたよ!
歴史の里「菅浦」
奧琵琶湖に突き出た葛籠尾崎にひっそりとたたずむ集落「菅浦」。ここ菅浦は、山と琵琶湖にさえぎられ、奧琵琶湖パークウェイが開通するまで、陸の孤島と呼ばれた隠れ里です。
作家の故遠藤周作氏が、エッセイ「万華鏡」の中で「北欧のフィヨルド」に喩えられたのが、この菅浦であるといわれています。
また、菅浦では早くから惣(自治的村落共同体)が発達し、中世の歴史を学ぶうえで重要な地域として知られています。・・・・・西浅井町のホームページから転載させてもらいました。
四足門
菅浦には、東と西の入口に、それぞれ草葺きの棟門があります。この門は、四脚で、中世から明治維新まで集落の四方の入口にあったことから四足門と呼ばれています。
集落の入口にあることから、村の出入りの検察が行われていたと伝えられています。