花鳥観察会で垂仁天皇陵へ

2019・5・10

 OB会の花鳥観察会、春の例会で、奈良市尼辻西町にある垂仁天皇陵へ行きました。集合場所は御陵の最寄り駅、近鉄橿原線の尼ヶ辻駅でした。私はいつものごとく早めに出かけて、大和西大寺から歩いて行くことにしました。大和西大寺駅で下車、まずは西大寺を訪問・・・


今日歩く予定のルート


西大寺
境内を歩いて南門から出る。
 

次は菅原神社にお参りして…。
 

喜光寺前を通って垂仁天皇陵へ向かう。


垂仁天皇陵の野鳥のコロニーを確認して、集合場所の尼ヶ辻駅へ。
11:00 参加メンバー10名そろって、垂仁天皇陵へ野鳥観察に出発する。
 

垂仁天皇陵
   
通称、垂仁天皇陵と呼ばれていますが、フリー百科事典『ウィキペディア』では・・・
  
・宝来山古墳(所在地:奈良県奈良市尼ヶ辻町字西池 )前方後円墳
  規模:墳丘長 227m(推定復原240m?) 
  高さ :17.3m(後円部)
   竪穴式石室(内部に長持形石棺)

・出土品:円筒埴輪・形象埴輪
・築造時期:4世紀後半
・被葬者:(宮内庁治定)第11代垂仁天皇
・陵墓:宮内庁治定「菅原伏見東陵」

 全国第20位の規模 奈良盆地北部、奈良市街地から西方の位置に築造された巨大前方後円墳。
 

野鳥のコロニー
巨大前方後円墳の一部、気が少し枯れている。
 

木の上に沢山の野鳥が・・・


以下は私のカメラで撮った野鳥の写真です。
 

アオサギ
 

 

ホシゴイ
(ゴイサギの幼鳥)
 
観察会のメンバーに入っているだけの私、花タ鳥のことは勉強不足でほとんどわかりません。
上の二つの鳥名は観察会のリーダーO氏に教えてもらいました。

※下記の写真はO氏が撮影された野鳥の一部です。  
 アマサギ  ゴイサギ  ホシゴイ
カワウ   ダイサギ
 

奈良公園の背後にある若草山と春日山の遠望


現在修理中の薬師寺東塔(国宝)が見える。
 

垂仁天皇陵
 左が前方部、右が後円部です。この形は古墳時代を象徴する墳形で、死者を葬る部分を円形につくり、その前方部に方形の突き出しを形成している。近畿を中心に各地に広がる。(※この写真は近鉄橿原線を渡って東側から撮影)


昼食後は歩いて「平城宮跡歴史公園」へ移動しました。
 

平城京跡の朱雀門広場にあった遣唐使船
 

朱雀門




復元された遣唐使船

朱雀門広場の観光交流施設にあるカフェ「IRACA COFFE」で休憩
窓越しに復元船を描きました。



その後、オオヨシキリの鳴き声を聞きながら平城京跡を散策。
 

平城京址からの風景
若草山山麓に東大寺大仏殿の大屋根が見えています。
 

 

オオヨシキリ
(O氏の写真)
 

朱雀門
(復元されたものです)
 

大極殿
(復元された第一次大極殿)
平城京は 
  聖武天皇の時代に、別の地域に転々と都が移され、再び戻ってくるということがなされています(平城京→恭仁京→難波京→紫香楽宮→平城京)。そのため、平城宮は大きく、奈良時代前半の姿と後半の姿に分かれます。この前半と後半で、大極殿の位置が大きく変わり、平城宮には時期の異なる大極殿が2つありました。そのため前半の大極殿を「第一次大極殿」、後半の大極殿を「第二次大極殿」と呼んでいます。東エリアには、「第二次大極殿」の建物の基礎部分を復原した基壇復原と、天皇家のための仕事をしていた「推定宮内省」、宴会や儀式を催した、「東院庭園」があります。 (※平城京址歴史公園HPより転載) 
   
 こちらは東院庭園です。ボランティアガイドさんの話を聞きながら見学できました。


午後5時前に観察会は終了、近鉄西大寺駅前で軽く打ち上げ会をして解散しました。