はじめての中国蘇州の旅
いよいよ上海です。
2016年 9月22日~27日
( 5日目 )
 昨日で4日間の蘇州観光が終わりました。今朝はTさんの会社経由で上海へ向かう予定です。会社でTさんに上海のホテル予約をお願いしたら、Tさんのスタッフが知り合いの方がいるという上海のホテルを予約をしてくれました。これで安心、お世話になったTさんにお礼を言って帰ろうとすると、上海観光の時間が少しでも多くとれるようにと予約したホテルまで車で送ってくれるという。この4日間すっかりお世話になったのに、この日もご厚意に甘えることになりました。蘇州観光ですっかり顔なじみになってドライバーのSさんが運転する車で一路上海へ、途中窓外の景色を見ながら、見えてくるものを中国語で発音を教えてくれる。わいわい楽しくやりながら約2時間でお昼頃、無事ホテルに着きました。まだチェックインタイムには早いが20分ほど待つと部屋へ案内してもらえました。これで荷物を持たずに上海散策に行ける。ホテルで観光マップをもらって、最初から決めていた外灘(ワイタン・The Bund)へ出発する。


 


ホテルでもらった上海観光ップ
外灘の夜景だ。
 ゲットした地図に日本語の表記はないが、英語はあるので何とか理解できそうです。でも、この地図はちょっと古くて、教えてもらった地下鉄11号線は記載されていませんでした。
 

上海オリンピックホテル
 右の3階建ての建物がホテルです。外灘へ向かうには地下鉄が便利ということで、フロントで案内された道順で行くと11号線の上海遊泳館駅(Shanghai Swimming Center)がすぐに見つかりました。


上海遊泳館駅入り口
 地下鉄駅のマークMはメトロの頭文字からデザインされたのだろう。とてもわかりやすいマークでした。蘇州では友人のT氏と運転手さんのおかげで、自分たちで入場券も切符も買ったことがないお任せ楽々ツアーでしたが、今日は自分たちで地図片手に切符も購入するのだ(^^)。
 
 

地下鉄の切符自販機コーナー
 上海の地下鉄は東京や大阪の地下鉄より路線が沢山あるが、路線と行先の駅名がわかっていれば操作は簡単、外灘に近い「南京東路駅」をタッチすると金額4元(60円?)が表示された。お金を入れるとカードが出てくる。

いよいよ地下鉄に乗るのだ(^^)。
 ところが、改札の前に荷物検査コーナーがあり3人も係員がいました。手荷物を装置に入れるだけで簡単にパスしました。セキュリティシステムがあり、日本と違うのだ。その後、改札でカードをタッチしてバーを押して入ります。



11号線の「上海遊泳館駅」の綺麗なプラットホーム
安全ドアーもついている。
 ホテルでゲットした地図にはなかった11号線ですが、乗り換えの江蘇路駅以北は路線がプリントされている。どんどん発展している中国、地図は最新のものを購入しないと戸惑いますね。


地下鉄の中の光景です。
 大混雑すると聞いていた上海の地下鉄、お昼過ぎなのかこんな具合でした。


14:22 外灘に近い「南京東路駅」に無事着きました。
 乗り換えや出口案内の表示は見やすく、迷うことはありませんでした。車内アナウンスは中国語に加えて、明りょうな英語放送もあり、駅名がよく分かりました。

  
  

もらった上海観光マップの南京東路駅から外灘の部分です。



地下鉄を降りて地表に出ると大都会のど真ん中、大勢の人々でにぎわっている。


南京東路駅からに西側はこのように歩行者天国になっていました。



もう午後2時半過ぎ、とりあえず腹ごしらえしよう。
食べるところを探しながらキョロキョロしながら通りを歩く。
 ショッピングセンターなのかデパートなのか・・・レストランがありそうなこのビル(写真上)に入ってみる。ビルに入ると中央が吹き抜けになって円形の建物だ。1階から看板を眺めてレストランがありそうなフロアーを確認してエスカレーターで上へ。店の選択は食べ物ではなく、外灘方面が窓から見える条件で探しました。ちょうどその方面が見えそうな中華店があったので入りました。メニューを見てもよく分からないので写真で適当に選び注文する。OBの先輩Uさんと二人連れなのでこんな時も心強いです。





レストランの窓から見えたタワーと高層ビルの外灘(ワイタン)方面が見える。
お天気がよのですが、ウインドウ―がブルーガラスでこんな風に見えました。



時間がないのでさっさと食事をすませて外灘へ向かう。
 

南京東路の大通りを行くと
こんな派手な二階建バスや公衆電話が・・・
 

交通違反かな?
堂々と車が走る通りで交渉、日本では見れない光家だ。
 

派手なデザインの塔が見えてきました。上海テレビ塔だ。
上海テレビ塔のある所は黄浦江(大きな川)を挟んで、この外灘の対岸(浦東地区)です。
 東方明珠電視塔(とうほうめいしゅ-でんしとう)
 上海テレビ塔、オリエンタルパールタワー、上海タワーとも呼ばれているそうです。高さ467.9mで、広州塔が完成するまではアジア第1位だった。ど派手な球体の展望台が三つある串団子みたいなタワーだ。今回は半日しか時間がないので対岸へ行く余裕がなく残念。

  

外灘は上海でもっとも有名な観光スポット
もし中国へ行けたらここだけは来てみたいと思っていました。
いまもこのような上海租界時代の西洋建築群が見れました。




海関大楼(旧江海関)と上海浦東発展銀行(左)
 旧江海関は1927年築。租界の徴税機関でした。屋上の時計塔が特徴。もっと外灘を散策したいが、限られた貴重な時間なのでスケッチを優先しました。


黄浦江(中央の大きな川)を挟んで、
西岸(左)が上海租界のある外灘
、東岸(右)が高層ビル群のある浦東地区です。






 上海租界(シャンハイそかい)とは、1842年の南京条約により開港した上海に設定された租界(外国人居留地)を指す。当初、イギリスとアメリカ合衆国、フランスがそれぞれ租界を設定し、後に英米列強と日本の租界を纏めた共同租界と、フランスのフランス租界に再編された。上海租界はこれらの租界の総称である。
(ウイキペディア フリー百科事典より)

   
外灘の遊歩道から見た風景




 

外灘の遊歩道
外灘スケッチー2


  

外灘からの対岸の浦東の高層ビル群です。
浦東地区に行ってみたかったなあ・・・


 

観光マップに載っていた浦東の夜景
夜まで頑張ったらこんな夜景が見られたのに・・・・残念



 

黄昏の歩行者天国を散策。



繁華街の飲み物スタンド
 可口可樂がコカ・コーラとは現地ではわかりませんでした。その後ろの石造りのビルの4文字「?商店」は英文字表記SHANGHAI FASHION STOREがあったので分かりました。
 
 

外灘から帰りは南京東路の歩行者天国を歩く。
  

おもちゃみたいな車、「観光車」と読むのかな、英文字表記(City Sightseeing)で理解できる。
何処まで行くのかわからないが乗って見ました。終点は地下鉄2号線の一駅先の「人民広場駅」でした。
夕暮れ時、だいぶ疲れたのでホテルへ帰ることにしました。

中国5日間の短い旅で蘇州、上海を駆け足で回りましたが、
来る前にもっていた中国のマイナスイメージが、来てみてまったく逆の良いイメージにかわりました。
実際に現地に行って自分のも出見るということの大切さを痛感しました。

今日も一日があっという間に過ぎました。
いよいよ明日は帰国です。

続きは・・・
・初めての中国蘇州の旅(6日目 上海から日本へ)をご覧ください。