阿星山
あぼしやま
標高 693m
(2011・11・25)


 湖南地方の最高峰で、麓には紅葉の名所「湖南三山」の常楽寺と長寿寺があります。今日は登山のことは頭にななく、常楽寺の三重塔を描くのが目的でした。紅葉は見ごろでしたがスケッチは禁止と言われてがっくり、拝観をやめる。ここから車で5分ほどの長寿寺へも行ったが、ここも紅葉シーズン真っ盛り、観光客も多い。どうせスケッチも断られるだろうとあきらめる。このお寺の横に阿星山へ登山口がある。そうだ久々に阿星山へ登ろう。



長寿寺
ここも朝から観光バスや乗用車が多く観光客でにぎわっている。紅葉も見ごろだが、スケッチは許可もらえないだろうと勝手に決めて拝観はパスしました。


長寿寺横の阿星山登山道入り口
 ここも綺麗だ。15年ほど前、ここから登ったけど、いまはそんな体力はない。いまは中腹の登山口まで車で行ける。



中腹にある駐車場に車を止めて出発。
林道入り口には登山口まで5分とある。



表示通り数分歩くと林道左手に登山道が・・・
そうだ、ここから一度登っている。



初めは鬱蒼とした杉の植林帯を行く
入り口に頂上まで40分と書いて。ありました



15ほど歩くと植林帯から雑木林の紅葉に・・・




東屋があって展望がきくと思ったら雑木が
茂っていてだめでした。休憩せずに先に進む。


登山道は整備されて歩きやすいが、ここだけ朽ちた木々が倒れている(右写真)。









だんだん紅葉が・・・お寺パスしたかいがありました。
直進すると頂上までは10分の道票があらわれる。
ここを右へ折れると西寺(長寿寺)へ下山できる別のコースがありました。
下山のとき歩いてみたいが、今回は中腹まで車で来ているのでできない。残念・・・





阿星山頂上の手前からの展望

見えている道はいま登ってきた登山道です。
すこし向こうに隣の山、竜王山から鶏冠山(右)が望める。
その向こうに京都との県境にある音羽山が見渡せる。その麓は石山から大津の市街が・・・






阿星山頂上の中継アンテナが見えてきた。




頂上はアンテナ設備と木々に囲まれて
展望はほとんどない。




登ってきたときに、展望所の標識があったところで寄り道してみる。
わずか5分とあるが樹林で様子はうかがえない。
とりあえず下っていく・・・・・



展望所の東屋がすぐに見えてきました。
振り返るとと素晴らしい紅葉がありました。




実際はこの写真より素敵な彩でしたよ。
この日は風があり、頂上付近ではざわざわという木々をゆらす風がずっと吹いていました。







展望所からの展望

遠方には、左から比叡山の山並みがつづいて比良山系が一望できる。
その山々の麓には青いびわ湖のラインが・・・・
草津から守山、野洲市街、右端に近江富士(三上山)が見えています。





 今日は思いがけない紅葉見物と低山歩きが楽しめました。