愛宕神社初詣2015

京都・愛宕山
2015・1・15
早朝、急に思い立って愛宕さん詣りに出かけました。





嵐山の渡月橋上からの愛宕山
 JR京都駅から清滝(登山口)へ向かうバスの車窓から写しました。予想どおり頂上付近に積雪が見られる。今日はアイゼンもカンジキもザックに入っている。準備万端、ですが体力が心配だ。



9:30 清滝バス停からスタート



登山道入り口
バスに同乗していたのは私を含め4人だけ・・・
   
  何度来てもこのいきなりの急登はこたえる。
 

茶屋跡が見えてくる。

 愛宕神社表参道の起点、一の鳥居から頂上の愛宕神社まで50町(約5.5km)には多くの茶屋が設けられていたという。ここはちょうど真ん中の二十五丁目、まだ愛宕神社まで約2.9kmもある。
 

 登山開始から1時間が経過した。清滝の登山口に「0/40」とあった黄色い標識、ここの表示は「18/40」、まだ半分も登っていないのに汗ビッショリ、もうバテバテ・・・。付近にはうっすらと残雪が現れる。このすぐ先が30丁目の小屋です。
 

30丁目の五合目の小屋(休憩所)
 かなりバテてているが、休憩すると歩くのが嫌になる。頑張って先に進もう・・


 

10:38 五合目の小屋のすぐ先にある大杉明神に着く。
 

 大杉明神前には展望が、山々が美しい。
 

嵐山を流れる桂川、渡月橋橋も眼下に見えている。
 

山の間を曲がりくねった保津峡が光って見えている。

 

「25/40」の標識近辺になると残雪が多くなってきました。
 

11:00 急登の途中にまた展望が開ける
 急登になり足元が雪で滑る。展望の開けた この場所にはベンチもある。ここでアイゼンを装着しよう。ワンタッチアイゼンなのにうまく取り付けられない。一年ぶりなので方法を忘れている。あれこれやって、やっと逆に履いていたことに気づく(^^;)。思わぬことでタイムロス・・・・。アイゼンの効果で雪道の滑りから解放されて歩きやすくなる。
 

11:20 水尾の別れに着く。黄色の票識は「30/40」。直進すると水尾へ下っていく。頂上への道はここで右折する。
 

愛宕神社へはこの太い杉が立ち並ぶ中を登って行く。

 

愛宕神社の境内入口の黒門が見えてきた。


11:50 やっと愛宕神社に着きました。
 

最後のきつい階段の登り、その上に鳥居と山門が・・・
 

12:00 やっと本殿にたどり着きました。
 水尾の別れから神社境内までは大杉に積もった雪が解けて、まるで氷まじりの雨のように激しく降って、全身ビショビショになりました。傘も持っていたのに・・・。一服すると風邪を引きそうなので、お参りをすませて、すぐに下山することにしました。
 

きつい神社の階段も下りは楽だ。
もちろんアイゼンがなかったら危ないですよ。
 

里山風景だな~
水尾の別れの手前にある小屋、
 

12:30 水尾のワカレ
 ここで思案しましたが、同じ道(表参道)を下るのは面白くない、右折して水尾への道をとりました。昨年とまったく同じルートを歩くことになりました。
 

 水尾へは急な下りっぱなしの単調な道で足にこたえます。昨年2月4日の時は雪がなかったので雰囲気は全く違う。

 

12:50 雪が無くなって、道はどろどろ・・・
アイゼンをはずす。
 

13:10 急なコンクリート道に出る、水尾の里だ。振り返ると愛宕山が見える。
 

集落へ下る急なコンクリート道

 

正面のお店が「京都市農協」、民家みたいでしょう
昨年はバス停へ行くのに迷ったが・・・
 

奥へ進むと清和天皇稜があるが・・・
バスの時間にはまだ1時間もあるが、気力がない


田園風景を見ながら、バス停へ下っていく。
昨年はバス待ち時間を利用して散策したが・・
 

 柚子風呂と地鶏の水炊き、このカンバンに魅かれるが、予約制なのだ残念。昨年も同じ思いでこのお家を撮りました。いつも思いつき旅、ハプニングはなしでした。
 

 集落の道をバス停目指してどんどん下っていく。描いてみたいという気持ちはあるが、今年はザックからスケッチブックをとり出す気力がない。
 

13;20 今年はまよわず町営のバス停に着く。
 発車時刻にはまだ1時間もある。ここでおにぎりを食べながら思案、JR保津峡駅までは3.3km、汗をかいた体なのでじっとしていると寒い。風邪をひくより歩いてくだろう。
 

 車道を保津峡駅目指して単調な歩きがつづく。途中で見えた愛宕山、 わずか1時間ほど前には雪の愛宕山にいたのだ。登りはたっぷり2時間かかったのに・・・・
 

14:13 保津峡をまたぐJR保津峡駅が見えてきた。

 

14:17 保津峡駅に到着
5分待ちで京都行電車が来る。ラッキー(^^;)
 

京都方面から来た亀岡行の電車がホームに・・・
保津峡駅はトンネルとトンネルの間に架けられた鉄橋いっぱいにホームがある。


保津峡駅の下を流れる桂川
シーズン中なら、亀岡から嵐山へ下る保津峡下りの舟が見れるが、真冬は運行していないだろうな。


愛宕山は何度も登っているので、地域や愛宕山については省略させてもらいました。
詳しいことはKENの「低山歩きとスケッチ」HPから山行報告ご参照ください。

低山歩き.・・・目次のページです。