粟田から京都トレイル歩いて清水寺へ
2011.1.5

昨日は愛宕山登山、きょうは絵友達の個展を見にまたまた京都へ。
山科から地下鉄東西線で東山駅へ。平安神宮道にあるギャラリー訪問した後、近くの粟田神社へ参拝。
神社の鳥の前に京都トレイルの道案内が、それに誘われて山道へ、この道の途中から清水寺へ行こう。




粟田神社の本殿



ちょっと小高い所にある神社の境内からの展望
平安神宮の朱色の大鳥居と京都市美術館が見える。
粟田神社の由来

 華頂山北西の山腹に西面して鎮座。社名は神仏分離以前は感神院新宮また粟田天王社の称で通っていた。感神院の名は祇園感神院が現在の八坂神社であり、同じ系統の神社である。 創建は社伝によれば、永久年中(1113〜18)天台座主東陽坊忠尋の創祀とし、応仁の乱で焼かれたが明応九年(1500)に神殿を再興、あらためて勧請をみたという。
 今日歩いたルートです。

東山駅(地下鉄東西線)→画廊訪問→粟田神社

京都一周トレイル(東山コース)

→青蓮院門跡(大日堂・将軍塚)→東山山頂公園

→清水寺→丸山公園→八坂神社(祇園さん)

→三条駅(地下鉄東西線)
粟田口からトレイルコースはけっこうな登り道、ひと汗かきました。
京都トレイルは人気のコース、この日も何人もの山歩きの人たちと出会いました。
普通のスタイルで登ってきた私を道を間違って来たのか?と見ているようだ(^_^;)。




樹林帯の山道から展望場所に出る。京都市街から比叡山(右端)まで一望できます。



青蓮院門跡(大日堂)の山門(福徳門)
門をはいると右に大日堂があります。大日堂は木造、寄棟造り、瓦葺で、こじまりした堂です。本尊は付近の山中から掘り出された石仏の大日如来像です。


将軍塚の説明板と大日堂
将軍塚は料金を払って境内へ入らないと見れない。
ここは何度か来ているが、山歩きが目的でなので
いまだに拝観していません(^_^;)。
将軍塚について

 八世紀末、桓武天皇が平安京造営に際し、王城鎮護のため、高さ2.5mの像に甲冑を着せ、弓矢を持たせ、京都の方を向けて埋めた塚であると伝えられている。平安末期以後、天下に異変があるときは必ずこの塚が鳴動して前兆を表すという伝説が生まれた。鳥獣戯画で有名な鳥羽僧正筆の将軍塚絵巻に、この像を埋める図が残されている。


東山山頂公園は大日堂からすぐ、ここは東山ドライブウエイを使って車でも来られます。
ここからは京都市街が一望できる展望場所になっています。



ハンディデジカメでズームアップで撮影した京都タワー




山頂公園にある京都一周トレイルの案内板を見て清水寺へむかう。
ここから少し下ったところで林道を横切る。緩やかな道を行くとすぐに広場に出る。



ちょっと広場になっている京都一周トレイルとの分岐
左がトレイルコース、清水寺へは右へ。



清水寺へは左下へ樹林帯の中の道を下っていきます。




どんどん下っていくとゲートが・・・・一瞬行き止まりかと
近づくと小さな入口が開いていてホッとする。
9時から17時まで通れる(境内への入場は無料)が
清水さんの舞台へは別途料金がいります。


人気の音羽の滝
いつ行っても願い事をする人達で行列ができている。

 清水寺は山号を音羽山。本尊は千手観音、開基(創立者)は延鎮である。もとは法相宗に属したが、現在は独立して北法相宗大本山を名乗る。西国三十三箇所観音霊場の第16番札所である。



清水寺は京都観光の人気NO.1スポットです。年中観光客で賑わっています。

毎年、その年を表す漢字が書かれるので有名ですね。

昨年、平成22年の世相を表す漢字一字は「

日本漢字能力検定協会が公募でその年の漢字が決まり、
12月に森清範(せいはん)貫主が特大の和紙に文字を揮毫(きごう)。



清水寺の正面



清水の参道から右折して三年坂へ
祇園さんへ向かう。


 八坂神社(祇園さん)

 全国に3000社ある祇園社の総本社。「祇園さん」の名で親しまれている。本殿は神殿と拝殿の異なる建物を1つの屋根でおおった祇園造と呼ばれる建築様式で、重要文化財に指定されている。有名な夏の祇園祭りは、869年(貞観11)の疫病流行の際、その災厄除去を祈ったことに由来します。大晦日から元旦の「をけら詣り」は”をけら”の根を混ぜて焚いた浄火を吉兆の縄に移して持ち帰り、新年の火種にすると一年を無事に過ごせるといわれている。境内の大田社白髭神社は芸事上達に御利益があるとされ、祇園の芸妓や舞妓もお参りに訪れる。



八坂神社(祇園さん)の本殿



東大路通りからの八坂神社の正面

気ままに歩くのが大好き、二日続けての新年のお参り&京都観光散歩でした。