なつかしの万博公園
2008・2・20


 そろそろ春のOB会ハイキングのコースを決めて下見に行かなくてはと思案中、JRの駅で偶然手に取った 「JRふれあいハイキングだより」。パラパラとページをめくると、平地歩きで距離も10kmと手頃な「万博公園お花見コース」が載っていました。公園散策の後、吹田駅まで歩いてアサヒビール吹田工場見学(ビールの試飲が楽しみ)というコース設定だ(^_^;)。
「大阪万 博」、あれから38年か、その後一度も訪問していません。懐かしい、それで早速下見に出かけました。




 いつものように駅前チケットショップで昼得回数券を購入して新快速に乗る。高槻で後続の快速に乗り換えると一駅で茨木駅に着く。進行方向に向かって右の茨木駅正面出口(西口)から、真っ直ぐ西に向かう大通り(エキスポロード)を直進する。車の往来が激しくて騒音がいっぱいの道を2kmほど歩くと名神高速道路に出会う。少し登りになっているが南春日丘の住宅地の小高い所に着くと、エキスポランドの観覧車や、’70大阪万博のシンボル太陽の塔が見えてくる。ゆっくり歩いて1時間弱で日本庭園前に着く。ここが東口で自然公園の入り口のひとつです。入園料250円を払っていざ万博跡地の自然公園へ。



東大路からの眺め




東大路から行くと太陽の塔の後ろに着く。大きな背中には黒い太陽が描かれている。


 今日はハイキングコース下見が目的なので、公園内の散策はよりまず一番は’70大阪万博のシンボル太陽の塔とお祭り広場へ。東口から夢の池に沿って東大路に入ると太陽の塔が見えてくる。



残されていた鉄骨製の柱。これが巨大なお祭り広場の屋根を支えていた柱の一本だ。
このお祭り広場では参加した世界中の国からのいろんなイベントが華やかに行われていました。



太陽の塔の真下から見上げてスケッチする。巨大で不思議な顔、38年経った今も圧倒的な存在感を持っている。



太陽の広場側からスケッチ





 5,500本のソメイヨシノが咲き乱れる万博公園と聞いていたので梅のこと頭から消え去っていました。そうかまだ2月、梅の季節なんだ。ラッキー(^O^)/
ちょうど万博公園梅祭りが2月16日から始まったところで、カメラマンや花見客がちらほら・・・


梅と太陽の塔、不思議な光景でした。




さあ、次はゴールのJR吹田駅間前へ出発・・・・




何度も通った大阪万博の中央口ゲートから・・・

と思って中国自動車道を横断する中央橋(高架橋)を渡って、昨年のジェットコースター「風神雷神II」の「風神」の事故でいまは閉園されているひっそりとしたエキスポランド側へ。
・・・・だが、しかし。吹田方面への道がわからない。もともとハイキングコースではないから案内もない。
方向がわかっても、複雑な市街地道路を歩くのはOB会ハイキングコースとしては難しい。案内するのに無理があると判断して、あっさりとギブアップする。
モノレールの万博記念公園駅から千里中央に出て、新大阪経由で帰宅しました。それでも懐かしい万博跡を訪ねられて満足の一日でした(^_-)-☆