三上山(近江富士)の近くにある菩提寺山

標高 353.3mの低山です。
滋賀県甲賀郡甲西町菩提寺)
2002・4・27



 午後からマウンティングバイクで甲西町の菩提寺山へ出掛けました。車なら守山の自宅から15分ほどだが自転車ではなかなかしんどいです。そのかわり住宅街の細い道や河川敷のラフロードと一味違った体験が出来ました(^_^)。菩提寺山は何年前か忘れたが一度登ったことがあるので今日は案内図も持たないまま来てしまった。登山口はお寺の境内と記憶していたが、そのお寺の名前が思い出せない(^_^;)。国道8号線から三上山の麓を東へ菩提寺に向けて走る。正面に菩提寺山(竜王山)が見えてくる。



境内にある石造地蔵菩薩立像
(町指定文化財)
 最初にまぎれこんだのは菩提善寺・・・ここは行き止まり、境内にあったお地蔵さんをデジカメに収めてつぎへ。



マイ・マウンティングバイクと西応寺正門

 地元のおばさんに教えてもらって登山口の西應寺につく。そのとき庭園は是非を見学させてもらいなさいよ!って聞いていたので、まず庭園を散策する。
  以前登った名神高速道路の近くにある神社横から不明確な道をくもの巣をかき分け登って、このお寺に下山したのに全然覚えていない(^_^;)。

 

西應寺の本堂
 障子を取り払うと額にはまった絵のようになる。残念ながら今日ははずしていない。  境内の花
 この地一帯には、もと奈良興福寺の別院で、円満山少菩提寺と呼ばれ、数多くの大伽藍があった。奈良時代、信楽の都を発願、建立された聖武天皇が、国家の繁栄と安泰を願い、良弁僧正が創設した古刹である。7つの神社と36の僧坊を構えていたが元亀2年(1571)織田信長の兵火によって全山がほとんど消失した。このうちの禅祥坊が現存の西応寺の前身である。・・・「功徳円満山ー西応寺」の案内より


枯山水の庭園
 自由に散策させてもらえます。料金は本堂の賽銭箱に賽銭を入れるシステム、人はいない。
 

本堂右横にある巨大庭園石


 庭園を見学後、登山口を探すがわからない。以前は境内からつづくはっきりした道があったのだが。近くにおられたお寺の方に道を聞くと通常の登り口は荒れて通りにくいので、別の道を教えてもらえた。

 

 教えてもらった登山道へは、この白い壁のお堂の横から続いていた。登山道に入ってからお寺を振り返えって写した写真です。 鬱蒼とした木々の中を黄色のテープを頼りに登って行く。
 

 20分ほどで尾根道にでる。そこはT字路になっているが案内はない。とりあえず左に行くとすぐに小さな祠がある山頂みたいな所に出た。そうだ以前読んだガイドブックに雨乞いの山(竜王山)とあったのを思い出しました。
 

展望
 この横に2本の電波中継用のコンクリート柱があり、その横だけ展望がある(左下の写真:北東方面)。鏡山の前を名神高速道路が見える。その向こうには雪野山、遠景は霞んでよく分からない。

 

菩提寺山頂上
 いったん、先ほどの分岐に戻り反対方向に上っていくと頂上に菩提寺山三等三角点があった。山道は木々が倒れていて結構荒れている。


  頂上から西へ少し下ると三上山が木々の間から見えた。
あまり展望もないので、今日はここまでとして西應寺へ戻りました。