久しぶりの低山、菩提寺山
滋賀県 湖南市 菩提寺)
2019・7・3
 梅雨の晴れ間、自宅から車で約20分の菩提寺山へ登りに行きました。前回(2011年)に登った時と同じルートを登る予定で車で出かけました。御上神社前から三上山横を走って野洲市南桜にある「さくら墓園」の駐車場に車を止める。この日のもう一つの目的は、いつも一人歩きの私にとって迷い道対策として買い替えたハンディGPSの試し歩きでした。



10:00 出発。さくら墓園前の通りからの菩提寺山です。


約15分、登山口のある「みどりの村」に入って行く。
 

 高台の住宅街の奥からこんな道に入って行く。登山道の案内板はありません。
 

5分ほど登ると、東方面に展望が・・・
菩提寺の町の後方に十二坊山が見える。
 

右上の写真を撮った場所の少し先、南側に是から登る菩提寺山の頂上が見えてきました。
   
  登山道は樹木に覆われているが、ところどころに「赤テープ」があり、迷うことはない。
 

 登りだして30分、汗が噴き出してくる。岩がある所で、左から登山道が合流してくる。今登ってきた道は「みどりの村西口」、合流してきた道は「みどりの村東口」と案内板にありました。次回、東口からの道を歩いてみよう。
 

 左の合流点からすぐ、こんな岩がゴロゴロした急坂になる。ここのすぐ先で下ってきた男性の登山者に出合う。少し登ると展望がある大岩に着きますよと教えてくれる。地元の菩提寺街の方でした。


 

11:20 展望台と書いてあった大岩の上で休憩&昼食タイム
今日は霞んでいているが、前回は琵琶湖、その対岸い比叡山から比良山系まで望めました。
(西側の展望)

 

展望台の大岩から頂上が少し見えている。
 

11:40 菩提寺山頂上に着く。
 

樹林帯の中の菩提寺山頂上(標高353.5m)と三角点
この頂上からは四方に道がひろがっている。


こちらは頂上からすぐの南峰です。
龍神社の小さな祠がありました。


 

南峰からの南側に展望がある。野洲川に架かる国道1号線の橋が見えている。対岸は石部の町(湖南市)です。

 

下山は南峰から「歴史の小道」を下る。
 

けっこう急坂のジグザグ道がつづく。
 

歴史の小道を下りだして約20分、やっと急坂が終わる。
 

道は倒木でこんな荒れたところもありました。
 

やっと緩やかな林の中へ、この岩は古墳だとか・・・
 

このあたりは里山散策路になっています。
 

下山路を振り返る。
 

下りだして約30分、里道になる。
 

小さな石仏がありました。
 

集落の家並みが見えてくる。
 

集落への道横に閻魔さんの石像がありました。
 

山道の入口の等身大の地蔵尊3体
 

廃少菩提寺跡多宝塔(鎌倉時代・国の史廃)
 

下ってきた道を振り返る。
正面にあるのが三体地蔵です。
 ここは菩提寺山東麓にあ史跡、廃少菩提寺跡だと案内板にありました。この寺は良弁の開基といわれ、金勝寺の大菩提寺に対して少菩提寺と呼ばれていた寺です。戦国時代に織田信長の兵火に焼かれて廃絶しました。
 銘のある多宝塔は全国的にも数が少なく、また、形も珍しい種類だそうです。
   
 「さくら墓園」のスタート地点へは菩提寺山を右手に見て半周まわりの舗装路歩きで疲れました。

  
  左のマップは今日歩いた菩提寺山のGPS奇跡です。
 
 ・赤ラインはGPSの軌跡です。
 
 ・黄色のラインはGPS奇跡が消えていたので手描きをしました。(扱いに慣れていないのでこんなことになってしまいました。)

 ※マップの中の△358mの所が菩提寺山の頂上です。


次回は、今回の登り道で合流してきた道「みどりの村東口」を歩いてみようと思っています。
菩提寺山頂上への道はネットで調べたら6本もあるので、続いて菩提寺山
歩いてみよう。