新春、びわ湖ホール・ロビーコンサート

舞楽と管弦の午後

2013・1・16

 「舞楽と管弦」というびわ湖ホールのロビーコンサート(無料)のことを偶然に知る。まだ間近で見たことがない。新春にふさわしいイベントなので急遽出かました。15分前に着いたら、広いロビーはいっぱいでいた。
演奏演舞中は写真撮影禁止だったため早描きスケッチのみです。


最初は管弦演奏「越殿楽」でした。


管弦演奏のスケッチ

 演奏されたメンバーは滋賀雅楽会(多賀大社)の方達でした。多賀大社は古くから「おたがさん」の名で親しまれれ、全国から年間約170万人もの参拝者を迎えているという。地域への文化活動として雅楽の歴史紹介、演奏、雅楽器に触れる体験授業をされている。

 雅楽は日本の無形文化財であり、昨年ユネスコ無形文化遺産に登録された。701年大宝律令に雅楽寮(うたまいのつかさ)が国の音楽研修機関として制定された。日本古来の神楽曲と合わせて雅楽とされます。この日の演目は管弦曲の代表曲の「越殿楽(えてんらく)」、登場する楽器、三管(さんかん・吹物(ふきもの))、鳳笙(ほうしょう)、篳篥(ひちきり)、龍笛(りゅうてき)、三鼓(さんこ・打物(うちもの))、鞨鼓(かっこ)、楽太鼓(がくたいこ)、鉦鼓(しょうこ)、両弦(りょうげん・弾物(ひきもの))、琵琶(びわ)、楽筝(がくそう)を奏でながら紹介された。


次は舞楽「蘭陵王」でした。これは沢山ある舞楽中でも代表曲として、今も多く舞われている。
”北斉の将軍、蘭陵王長恭(ちょうきょう)は、あまりに美しい容姿で、戦のときに味方の士気が上がらないので、恐ろしい仮面をつけて指揮をして戦った” その武勇を舞いにしたという。



スローな動きなの静止することがないので、こんなラフスケッチが精一杯でした。







これはロビーコンサートが終わってから舞楽を演じられた方を
撮られてもらった写真から描かせてもらいました。
写真を掲載する了承を得るのを忘れたのでスケッチだけです。




被られていた仮面をもった舞楽演者




帰り道びわ湖岸を散策、青く晴れわたった素晴らしいお天気でした。

この日のびわ湖スナップ2枚を貼りつけました。



琵琶湖岸から冠雪した比叡山が望める。







バス釣りボートと琵琶湖の観光船ミシガン