大津から如意ヶ岳、大文字山へ

(2011・3・22)

 第二日曜写生会の春の作品展(京都三条の画廊)を見に行くついでに、大津から山歩きを楽しんで京都へ行こうと欲張って出かけました。JR大津駅で下車して小関越え道から如意ヶ岳、大文字山を経由して銀閣寺へ下山というコースです。このルートはついこの間歩いたと思っていたら、もう6年も前のこと、コースの記憶もちょっぴり怪しい。



JR大津駅から長等公園横を通って小関越え道へ入る。




住宅が途切れると広い舗装路になる。峠の少し手前にある三井寺への道(右)へ入る。(カーブミラーのところ)



三井寺へ入る道
道標には如意ヶ岳、大文字への案内はない。
(この前は峠からの道を歩いていました)



 林道に入ったらすぐに三井寺への分岐(右の山道へ)があるがパス。林道の道なりにどんどん登っていく。





今回歩いたコースです。






 やがて林道は最初の分岐(Y字型)に出合う。ここを左の道へ・・・






 少し下っていくと三井寺の立て札がある。林道は右へ行くが、如意ヶ岳・大文字山へは斜めに見えている山道を登っていく。(案内板はないが立て札に誰かがマジックで書いている)



山道の木々に登山道のしるし赤テープがある。






 しばらく行くと見覚えのある鉄塔とコンクリートの建物があり、その下に舗装路も見えている。



登りきったところはフラットな場所で植林帯になっている。ここが長等山の頂上だろう。ここにも手書きの分岐図があり大文字へはこのまま直進とある。



 なだらかで歩きやすい雑木林の中の道を行く。しばらく行くと送電線の鉄塔に出会う。左手には山科、右手には比叡山が望める。鉄塔の金網に沿って再び山道へ。


 山道はやがて幅広の舗装路に飛び出す。この道から、音羽山と山科への国道(161号)が望める。展望良し。



舗装路少し進むと山科市街がよく見えてくる。








滋賀県側の展望
琵琶湖畔の大津プリンスホテルが、それに瀬田川に架かる近江大橋もハッキリ見えている。遠景で霞んでいるが湖南アルプスも見える。





舗装路の終点は大阪国際空港の施設だ。この施設のあるところが如意ヶ岳の山頂だが入れない。ここから左の山道にはいって迂回する。



如意ヶ岳頂上には大きなアンテナ(?)がある。金網越しに撮る。





 お天気も良くなって気持ちがよい。どんどん進むと、山科、蹴上げ方面からの道に合流ここからは何度も歩いている大文字山への道だ。合流して少し行くと大文字山の山頂に着く。


山頂から滋賀県側を見ると音羽山が遠望できる。JR大津駅から約2時間強の歩きでした。





京都市街の展望
大文字山頂からのすばらしい展望です。この山頂はいつ来ても沢山のハイカーでにぎわっています。


大文字山頂から下って行くとお盆の「送り火」で知られている巨大な「大」の字の火床に着く。ここからの展望も素晴らしいです。眼下に京都市街がせまってきます。大の字に沿って急斜面を下っていく




銀閣寺の参道

右手後方の山、少し禿げて見えるところが送り火の「大」です。マイペースのゆっくりした山歩きは約3時間半でした。