真夏の大文字山
京都市
2018・7・31

  この日は絵友達の藤田康弘さんが参加されている「三軌会関西展」を見に京都市美術館別館へでかけました。アプローチはいつものルート、JR山科駅から地下鉄東西線に乗り換える。京都市美術館の最寄り駅は東山駅ですが、スケッチもしたいので一つ手前の蹴上駅で下車する。




東西線の蹴上駅
 地上に出て三条通を山科方面へ少し行くと左手に日向大神宮への道があるる。すぐに琵琶湖疎水に着く。


スケッチを終えて、疎水の」インクラインに沿って下る。


 

旧九条山浄水場原水ポンプ室(ネオ・ルネサンス建築)
日向大神宮への道にある石橋の上から琵琶湖疎水第3トンネル西口をスケッチしました。




京都市美術館別館、 
 三条通から疎水に沿って歩き美術館に着く。会場で藤田氏に会い、彼の作品を見ながら制作話などを聞きかせてもらいました。
 

藤田さんと彼の作品「甍の波・サンジミニャーノ」です。
 
三軌展の会場風景 



 

大文字山
美術館別館前の広場から大文字山がこんな感じで望めます。
猛暑日がつづいて低山歩きもお休み中、急に登りたい気持ちが湧いてきました。


 

京都ロームシアター前
 展覧会を見た後、大文字山へ行くため、ロームシアター前のバス停から銀閣寺行きバスに乗りました。冷房の効いたバスは快適、約15分ほどで銀閣寺前に着きました。銀閣寺への道は観光客目当ての商店が並んでいるが、この真夏、さすがに観光客もまばらだ。大文字登山口へは銀閣寺の正門から左へ折れるが、ほとんど人は歩いていない。ここから大文字山登山口へは坂道の林道をしばらく登って行くことになります。登山口に着くまでにもう汗ビッショリになりました。
 

大文字山登山口
なんとか大文字山の火床まで頑張ってみよう。 
 

登山道はいきなりこんな急坂道になる。
 

登山道からの京都市街の展望
暑さと体力なさで、超スローペースで登る。


千人塚
 やっと千人塚に着く、ここから左へ折れてさらに登って行くと急な石段が現れて登り切ると大文字焼の火床に着く。


大文字焼の火床
 登山口から約30分かかってやっと火床に着く。樹林帯から飛び出すと素晴らしい夏空が広がっていました。
 
火床からの左手方向の眺め
京都タワーも望めますよ。


火床からの右手方向の眺め


 

火床からの正面(西方向)の眺めです。後方の一番高い山は愛宕山です。
手前左の森は金戒光明寺と真如堂のある黒谷です。中央は京都御苑の森です。
展望を楽しみながら汗が引くのを待つ。下山は鹿ケ谷へ、大文字送り火の火床を下って行く。


 
大文字送り火のエリア(火床)
先ほどまで休憩していた場所を見上げています。
 
鹿ケ谷からさらに下ると哲学の道に出る。
哲学の道は琵琶湖疏水分線に沿った人気の歩道です。


真夏の午後
、さすがに歩いている人はチラホラでした。


蹴上駅
  哲学の道から永観堂、南禅寺と歩いて今朝の出発点の蹴上駅に帰り着きました。