140円で琵琶湖一周3時間の電車旅

(2002・10・30)

 このミニ旅は途中下車なしの電車での琵琶湖一周するというものです。その方法は一番近い駅(隣駅)までのキップを買って琵琶湖一周するという面白いものでした。まず自宅のある守山駅から栗東駅までのキップ(140円)を購入して、逆まわりで琵琶湖を一周して栗東駅で下車します。この駅からは自宅まで徒歩20分だから、本当に140円で済むことになります。さあ、出かけよう(^.^)。


 この旅は途中の駅で降りてしまうとそこまでの料金が発生して、140円の旅がそこで終ってしまう。だからプラットホームには降りられるが、その他は電車に乗りっぱなしのため車窓からのデジカメ写真です。その写真も山好きなためほとんどが琵琶湖周辺の山の写真になってしまいました。


9:22 長浜行きの新快速に乗る。
新快速で約30分の旅です。





米原を過ぎた車窓からの伊吹山

遠くに鈴鹿の霊仙山が望める。






10:01 第1回目の乗り換え駅の長浜駅(新快速の終点)につく。連絡がよく、10:04発の近江今津行きの普通列車(右)が待っていた。



今津行きの湖北を走る普通列車の車内広告は北陸の香りだ。



琵琶湖側に見えてきた山本山から賤ヶ岳



 かわけ駅の小谷城址のカンバンと後方に小谷山が見える。



余吾駅から見える余吾湖と賤ヶ岳(古戦場跡)

近江塩津駅は北陸線と湖西線の合流駅です。ここで今津行きの電車は湖西線に入って行きます。塩津駅では15分ほど発車待ちがありました。その間、ホームに降りてデジカメでパチリ!結構肌寒い・・・・



近江塩津駅から琵琶湖方面を写す



近江塩津駅から北陸方面を写す



 発車待ちの間に米原発の特急”しらさぎ”がホームを走り抜ける。これからの北陸はカニだね・・・(^.^)



 いよいよ今津に向けて出発、進行方向が逆になる。左手方向は今来た北陸線。右手はこれから近江今津に向かう湖西線だ。子ども心に帰り運転席から眺めていました。



 永原駅から湖北の大浦港を望む。突き出た半島は葛籠尾半島の先端です。




左端には竹生島、右端は伊吹山





姫路行きの新快速電車(今津駅)

 11:03 2回目の乗換駅近江今津に着く。今度は湖西線の新快速11:13発の姫路行きに乗り込む。ここもタイミングよく10分の待ち合わせでの連絡でした。




 夏には水泳やキャンプでにぎわう近江舞子から8倍ズームのデジカメで湖南(対岸)の三上山(近江富士)を写す。シルエットが綺麗でした。



 同じく夏ににぎわう国民休暇村のある対岸、津田山と長命寺山。その手前、重なって見にくいが沖ノ島がある。



車窓から8倍ズームで雨上がりの堂満岳を写す。



湖西の琵琶湖岸と比良蓬莱山

 この電車旅で3度目の乗換駅の山科駅につく。ここで反対側のホームへわたり、湖西線の電車から東海道線の普通電車に乗りかえる。12時半過ぎに栗東駅に着く。たった140円で窓外の景色を楽しんだ3時間の電車旅は終了しました。栗東駅からは得意の歩きで無事自宅に帰りました。