藤のお寺・正法寺
2010・5・12
 竹村嘉造さんの「福始窯工房展」を訪問するため滋賀県蒲生郡日野町鎌掛へ行ってきました。鎌掛は毎年5月の初旬に石楠花の名所「石楠花渓」へ出かけています。今日も鎌掛まで来たついでに立ち寄ったが、残念ながら石楠花はもう終わっていました。そこでもう一つの名所、藤の寺へ。ここの藤は樹齢300年を越えるという見事な古木です。藤はちょうど見頃、平日でも結構見にこられていました。



普門山正法寺境内から本堂を見る。
臨済宗妙心寺派の禅寺です。



石造宝塔(重要文化財)
特にすぐれた様式を持つといわれる鎌倉時代の作



本堂横に藤棚が・・・


普門山正法寺本堂

本尊は十一面観世音菩薩です。
三十三年に一度のご開帳という秘仏とか・・・



樹齢三百年の見事な藤
後光藤と言う名で親しまれ、五本の幹からなるこの古木は、正法寺の開祖である普存禅師が
元禄時代の初めに京の都から苗木を移したものと伝えられています。





正法寺の案内板を見ると「正法寺山」という低山が背後にある。山頂まで30分とある。
山歩き大好き、さっそく上ることに・・・・



案内板





登山口



ヒノキの植林の中を登って行く



少し急坂に・・・



左側に綿向山方面が見えてきたが
ガスで展望ははっきりしない。


田植えが終わった水田に囲まれた鎌掛の集落



正法寺山の頂上には小さな観音祠がありました。



下山は浦登山道を下る。



途中にあった修験の岩



裏登山道の上り口
林道を下っていくと、さきほどの表登山口に出ました。

 案内板を見ると隣に鎌掛城跡の城山(標高373m)がある。その他、近くに天然記念物の屏風岩や山屋敷跡(鎌掛城下館跡)、岩間観音などあるが今日の目的「福始工房展」へ行く予定があるので断念。