出演の三田さんに誘われて、今日は草津渋川通(中山道)にある室町時代に建立された伊砂砂神社の社務所で公演された
源氏物語ひとり芝居「紫上〜その祈り」
を見てきました。
 源氏物語の千年紀にちなんだ公演、原作に基づいて劇作化された物語で、晩年となった今、観世音菩薩に自らの人生と思いを語り、最後の願いを聞き届けて頂けるよう、一心に祈る。という一場面でした。源氏物語は世界的にも有名だがまだ読んではいません。それでも舞台効果、舞台装飾、出演の三田さんのひとり芝居に幻想的な世界に引き込まれました。ひとり芝居見て源氏物語の雰囲気を味わってちょっと身近になりました(*^_^*)。感謝。











この衣裳は源氏物語の「須磨の巻きよりの原文朗読」された時のものです。

須磨の巻きを三か所に分けて、大まかな現代語訳と原文を交互に朗読されてわかりやすかったです。




熱演を終えられた三田さんに挨拶&お礼を行った時にきスケッチさせてもらいました。



演出・舞台効果のOGGさん
 プロフィールは昨年3月、灯心草舎であった「OGGのほっこりらいぶ」以来二度目の出会いでした。 「灯心草舎」オーナー中村さん紹介もこの中にあります。



伊砂砂神社の宮司さんとこのイベントのプロドュースされた灯心草舎の中村さん

舞台美術は、草木染めの絵作家草笛さんの作品、イメージが壊れて申し訳ないが、サイズが大きいので部分拡大した写真をコラージュさせてもらいました。



 桜咲くころ、光源氏に見いだされた無邪気な少女。その時、光源氏は18歳、少女は10歳。少女は光源氏にさらわれるようにして二条院へ連れて行かれ。後の紫上・・・・観世音菩薩に自らの人生と思いを語るシーン。このひとり芝居の語り手三田さんの背景に素晴らしい美術素材が…



公演の会場紹介「伊砂砂神社」
伊砂砂神社
 古くは天大将軍社と称した。遠く平安の昔この里に疫病が流行した折村人がその沈静を願い大将軍を祀ったのが始まりと伝えられる。
 現在の社殿は室町中期に近江守護職佐々木六角氏が武運長久を願い渋川神を勧請奉斎したもので應仁二年(1468)建立の棟札が残る。明治二年御祭神名に因み伊砂砂神社と改称。本殿は大正十一年国の重要文化財に指定された。



拝殿横から本殿をスケッチしました。