京の夏の伝統行事「八朔」
2007・8・1



 今日、8月1日は祇園で「八朔(はっさく)」という伝統行事があるとOB仲間のKさんが教えてくれました。「八朔」は、花街の芸舞妓さんが、黒紋付き姿で芸事の師匠やお茶屋を挨拶して回る行事。礼装の芸舞妓さんが数人ずつ連れ立って祇園の石畳を歩いて、一軒一軒のれんをくぐっては「おめでとうさんどす」と挨拶してまわる。
 10時前に有名な一力茶屋前に着いたらもう大勢のカメラマンが陣取っていました。どうもここが撮影のベストポジションらしい。Kさんと写真仲間の顔も見える。ぼつぼつ舞妓さん・芸妓さんの姿が見えてくる。それにしても蒸し暑い!スケッチしているとシャッターチャンスを逃がす。描くのも撮るのも中途半端になってしまいました。それでも初めてあでやかな伝統行事が見られて良い思い出になりました。




一力茶屋をでる舞妓さん

速足で歩く舞妓さん、特に暖簾をくぐる瞬間はとてもスケッチできない。この絵は一力茶屋だけ描いて、舞妓さんは帰宅うしてから写真を見て描きこみました(^_^;)。






「一力」を挨拶に訪れる舞妓さんたち







 花見小路通りから路地に入るとちょっと変わった建物が顔を見せている。あとで調べたらこの建物は「弥栄会館」でした。昭和11年に白鷺城をモデルに建てられたらしい。同じ敷地内に「都おどり」が行われる甲部歌舞練場がある。






花見小路通りのスナップです。







お茶屋さんの暖簾前に群がるカメラマン
どこもこん人だかり、良いアングルで舞妓さんをとるのは難しい。








舞妓さんの後姿

 前向きは歩くのが早くてとても描けない、何とか後姿をスケッチしたが時間切れ。
彩色はかえってからでした(^_^;)。






花見小路通りの風景(お店は藍香房)

午前中で舞妓さんのあいさつ回りは終わりのようだ。近くの蕎麦屋さんで昼食してたつみばしへ。







祇園でも人気のスポット、たつみばし。


ここでスケッチするためKさんのグループと別れる。そのあとは三条通りから寺町通りへ、画廊めぐりをして帰宅しました。