衹園閣
(ぎおんかく)
登録有形文化財
2017・8・23

 京都の東山地区、よく通っている丸山公園から高台寺への道で目をひくお寺の境内に建つコンクリート造りの塔があります。その形は祇園祭の山鉾に似ている。普段は入れないお寺なので見に行けないが、京の夏旅 「2017年7月~9」に掲載されていた情報”文化財特別公開”にこのお寺が入っていました。お寺の名前は「大雲院」、その塔の名は「衹園閣」ということがわかりました。猛烈に暑い日がつづいているが、こんなチャンスはないと思って急遽出かけてきました。


 
 
お寺の総門(正門)側からはこんな風に見えます。
木造造りのお寺とは対照的な建物なので目を引くでしょう。
 

大雲院の裏側から見える祇園閣
 

南門入り口に「特別公開」の大きなカンバン
ねねの道側にある南門が入り口になっていました。

公開期間は・・・
2017年7月8日(日)~9月30日(土)です。



  

境内の略図


 

祇園閣の説明


 

祇園閣全体を見渡せるのは南門を入って本堂に沿って左へ行ったここだけでした。
お寺の境内にあるこの”鉄筋コンクリート造り”のこの塔はインパクトがあるでしょう。


 

祇園閣正面
 

祇園閣の入り口です。
阿弥陀如来像が安置されている。
目を引いたのは外観だけでなく、私には塔の3階までの内壁と
天井に描かれていた敦煌の壁画(模写)が印象に残りました。