はじめての祇園祭りの宵山スケッチ歩き

2007・7・16


 この年になってやっと祇園祭の宵山へ行くことができました。いままではTVなどの報道で見たあの大混雑とむし暑い京都の夏に二の足を踏んでいました。
 鉾の配置図は現地へ行ってから入手しましたが、結局有名な鉾、長刀鉾・菊水鉾・函谷鉾・月鉾を見て歩きました。これらの鉾は大きくて四条通を歩くとすぐに見つけられますから。




長刀鉾

祇園祭りのメインイベント山鉾巡行(7月17日)で先頭を行く鉾です。







鉾を見物して回ってふたたび長刀鉾に帰と午後7時半。雨も再び降りだして夜空は真っ暗、長刀鉾の提灯が赤く浮かび上がってまさに宵山。夜の顔もいいなあ・・・





長刀鉾

 混雑を描き分けて長刀鉾に近づくと
長刀鉾のお土産店で”何か一品買うと鉾に乗り込めますよ!”と声が・・・
 さっそく一番安い「油紙」を買いました(^_^;)。この絵はその時の2階の座敷からスケッチさせてもらいました。
この長刀鉾には男性だけしか乗ることができない。





長刀鉾とつながっている2階の座敷



2階座敷の展示



2階座敷の神棚




長刀鉾の天井と幕
鉾の中は意外と狭い






鉾の配置図と歩いたルートです。

もらったうちわに鉾の配置図がプリントされていました。




素敵な町屋がいっぱいありました。スケッチしていると夕立のようなきつい雨が降り出してきました。





函谷鉾

長刀鉾から四条烏丸交差点を渡ると函谷鉾、コンチキチンのお囃子が宵山を盛り上げている。




月鉾

四条通りをさらに進むと次は月鉾に出会う。
長刀鉾では女性は鉾に乗(見学)れなかったが、月鉾や他の鉾ではOKでした。




鉾のある通りは人と屋台で混雑している


この通りの古風な建物の窓が開けてあって貴重な品が飾られている。
座敷には招待客のための席が見える。格式のあるまつりの雰囲気が伝わってくる。


八幡山のかわいい子供たち、歌を歌いながらチマキやお守りなどを売っていました。




三条通りで小休止をしながらちょっとモダンな光景をスケッチしました。

夕闇が迫って建物にも明かりが灯る。鉾や曳山・山・傘鉾などの沢山の提灯の火も祇園祭りのムードを盛り上げる。広い烏丸通りも歩行者天国、道いっぱいに歩く人、道の両側には屋台がづらっと並んでいる。若い人達の浴衣姿が多いのにびっくり、夏祭りなのだなあ・・・