久々の青春18キップの旅
真夏の郡上八幡へ
2019・7・31
  猛暑、エアコンの効いた自宅でごろ寝もいいけど、メリハリがない。何処かへ出かけてみようと一年ぶりに「青春18キップ」を買いました。行先も考えずに思いつきで購入したけど、さて、どこへ行こうか・・・。真夏の風物詩、郡上踊りを思いつき、さっそく岐阜の「郡上八幡」へ出かけました。JR美濃太田駅から初めて乗る「長良川鉄道」に1時間強ゆられて、着いた郡上市は強烈な暑さでした。




 JR守山駅6:59発で米原へ・・・。JR西日本からJR東海に乗り換え大垣へ向かう。ウイークデイのJR東海はいまだに大垣乗り換え(-_-;)、いつになったら名古屋への直通便が走るのだろうか。その後、岐阜で高山本線に乗り換えて9:44美濃太田駅に着く。ここから初めて乗る「長良川鉄道」です。


 美濃太田から9:56発の長良川鉄道「北農」行きに乗る。刃物の関市を過ぎ、美濃市に入ると長良川沿いを走る。




長良川鉄道は長良川、R156号線,と並走する。

 

沿線は長良川を渡ったり、トンネルがあったりといい感じだ。


 

11:59美並苅安駅で見た観光案内「円空街道を歩こう」の観光案内が目に入る。歴史ハイク好きなのでちょっと興味がわく。
   郡上八幡までの1時間強の列車旅でこんなことが・・・。美濃太田駅を列車が出発して最初は気がつかなかったが、途中から駅に列車が止まると、小学校1年生くらいの男の子と若いママさんがホームに一緒に飛び降りて、駅名のカンバンまで猛ダッシュする。そこで男の子を前に立たせて写真を撮る。その後走って素早く列車に戻ってくる。私の下車した「郡上八幡駅」までこの行動を繰り返していました。列車は1両だけなので、わずかな時間でできるが、誰も下りない駅でも運転手さんは出発を待っている。こんな夏休みの一コマを見ることができました。
 

 11:15 守山出発して4時間強のローカル電車旅で、やっと郡上八幡駅に着きました。
 
 
 郡上八幡舎:小さい駅ですが駅観光に力を入れているのだろう、設備も簡素で小綺麗で整っている。
 

郡上八幡の観光マップ
 まずは駅舎内の土産物を売っているコーナーで「観光案内マップ」もらって、郡上八幡の観光案内を受ける。

 町の中心、宮ケ瀬橋までは歩くと約20分はかかるらしい。今日のこの猛暑ではちょっと歩く気になれない。バスもあるようだが時間ももったいないので、勧められるままにレンタサイクル(3時間-500円 電動ではありません)を借りて出発する。

 とにかく山の上にある「郡上城」を目指す。すぐに汗が噴き出す。後で気がつくことになりましたが、料金は高くても楽な「電動自転車」を借りるべきでした。
 
 

 教えてもらった道順に従い、まず駅前の通りを行く。すぐにあるこの交差点で右折(下呂・高山 R256)する。そこで、斜めに分岐している中心街への道へ入って行く。
 

さすが観光地の中心の道だ、いろんなお店がある。


 
  時々自転車を止めて写真を撮る。あまりの暑さに、得意の早描きスケッチもする気がしない。
 

吉田川下流(長良川)方面の風景
なかなかの清流です。
 

こちらは吉田川の上流方面の景色です。
新橋の左、小高い山の上に郡上城の天守が見える。
  写真を撮りながら約15分、町の中心を流れる長良川の支流「吉田川」に架かる宮ケ瀬橋に着きました。絵になる素晴らしい景色でしたが、橋の上はガンガン照りの太陽に照らされて、ものすごく暑い。大型のパラソルでもあれゆっくり描いてみたいところだ。




宮ケ瀬橋の上から新橋方面を描く。
(帰宅してかえです。)ら描いた



冷房の効いた宮ケ瀬橋近くのお店で窓外の清流を眺めながらゆっくり昼食をとる。
この後、見えていた「新橋」を渡って郡上城へ向かう予定です。
 

清流、吉田川では釣り人が・・・
アユ釣りだろうか?
 

新橋傍にある「郡上八幡旧庁舎記念館」です。
観光案内所、お土産。軽食とあるがパス・・・。
 

新橋の上から下流方面(宮ケ瀬橋)の景色です。
 

新橋の上から上流方面の景色です。浅瀬の流れがすごい
 

 新橋を渡った突当りに神農薬師の祠がある。ここを左へ、郡上城へ向かう。
 

 郡上城へは神農薬師の祠から左へ、右手の石垣のある建物の角を右へ入って行く。
   
 少し行くと駐車場があり、ここから山の上のお城へ向かう。歩行者用の道もあったが、帰りが楽だろうと舗装路の急坂道を自転車を押して登って行いきました。車なら数分で登れるのに・・・。
 やっと着いたお城の駐車場で、電動アシストの自転車で来た涼しい顔のご夫婦に会う。電動自転車なら乗ったままでこの坂道を上がれたのだろうか、残念ながら聞き洩らしてしまいました。
 

駐車場からこの櫓の横を通ってお城の入り口へ向かう。
 

お城(天守閣)入口の展望所

 

郡上城の天守閣
 4層5階建ての天守閣から一望できる城下町は絶景と案内されていましたが、自転車押しで大汗かいて疲れてしまって天守閣には入りませんでした。


 

天守閣入り口前からの郡上市内の眺めです。



帰りは一歩通行の道を自転車で爽快に一気に下山しました。

 猛暑日の中、わずか2時間足らずで散策終了です。長良川鉄道の駅に戻って自転車を返却する。まだ帰るには早すぎるので、往路の美並苅安駅で目にした「円空街道を歩こう」を思い出して美並苅安までの切符を買う。そこにタイミングよく 13:26発の美濃太田行がホームに入ってくる。この列車は3両蓮結でしたが。夏休み時期なんだろうか、けっこう乗客が乗っていました。
 20分ほどで美並苅安駅に着いたが、日陰がなさそうな円空街道で下車を断念する。
そうだ、この先の「みなみ子宝温泉」駅のことを思い出す。汗ビッショリ解消のために恩瀬だ~(^O^)/



沿線は沿いの長良川風景

 この駅で下りたら改札口はなく、ホームから温泉施設に直結している。受付で、長良川鉄道に乗ったら割引サービスがありますよ。ということで入湯料、600円→200円でした。(^O^)/
 温泉で汗を流してから約1時間、次の電車までの間広間の畳の上でごろ寝でリラックス。3:35発の電車で帰路に着きました。

 
午後7時半、無事自宅に帰り着きました。
18キップ一枚目は暑い暑い夏日の郡上八幡日帰り旅でした。