2004/10/22
このコースおすすめの時期は桜の4月、ツツジと牡丹(長谷寺)の5月、紅葉の11月。紅葉にはちょっと早いが、西国三十三所巡拝の開祖ととなられた道明上人がおまつりになられた十一面観音菩薩の長谷寺へ行きたくなり出かけました。 大きな被害をもたらした台風23号一過今朝は快晴だ。山道の状態が少々気になるが東海自然歩道歩きの低山なので心配ないだろう。8時37分発の新快速でJR守山駅を出発。京都から近鉄電車で約1時間で乗換の大和八木駅につく。目指す榛原駅は区間快速で2つめ、10時30分に到着。 榛原はかっての宿場町だが駅舎の北出口側はいきなり階段になっていてる。グリーンスクエアU番街の左端からまた階段を上り住宅街を進む。鳥見山公園という道標に出会うまではガイドブックを持っていないと迷ってしまう。 |
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やっと鳥見山公園への道標に出会う。榛原駅方面を振り返って写真をとる。 |
道標に従い少し上ったところからの榛原方面。 |
急に山の感じになる。 |
久々にハンディGPSを持参しました。 (今回歩いたコースのGPS軌道) |
この先を右に曲がって少し行ったところが登山口 「鳥見山公園0.9km」の表示があり、登山口からは急に細い山道になる。 |
山道を少し登っていくと展望が開けた細いコンクリート道に飛び出す |
コンクリート道をわずか10mで再び左手の植林帯の山道に入る。 |
植林帯の急な山道が終わると鳥見公園の入り口に着く。ほぼガイドブックの時間どおりでした(榛原駅から1時間10分) 手前の建物(トイレ)の所から山手(見晴台)へ木段を少し登ったところに五つ辻があり、見晴台、貝ヶ平山、長谷ダム、山部赤人の墓の分岐になっている。 |
今日は快晴に近いが、遠方は霞んでいて春のような展望でした。宇陀、室生、曽爾、葛城・金剛山系、遠くは大峰山まで一望できるとあるが霞んでいて残念でした。この絶景の展望ポイントでこの状況では、五つ辻から貝ヶ平山方向に鳥見山山頂(さほどの展望がないとある)に登ってもしかたないので鳥見山公園を少し散策して初瀬ダムへ向う。 |
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鳥見山公園の紅葉と鳥見山 管理事務所やトイレもある休憩ポイントです。池の周りを散策してこの写真を撮りました。 |
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紅葉もはじまったばかりでしたが、下山道でちょっぴり紅葉の雰囲気のある景色にに出会いました。 | |
東海自然歩道になっている下山道とそれに続く舗装された林道 | |
鳥見山公園から約1時間ほどで集落に入る。 | 集落から初瀬ダムが見える。 |
集落の終わりから階段(写真の左手)下ってくると神社に導かれます。神社の下をくぐって再び舗装路に出る。 | 初瀬ダム湖 道標は車がほとんど通らない左回りを指している。 |
まほろば湖(初瀬ダム湖)台風の影響でダムの水は真っ茶色。 ダム上から鳥見山が見え、中央やや左の白っぽいところが下山してきたルートです。 |
初瀬ダムの下からダムの堰堤を見る。 |
初瀬ダムから約30分ほどで長谷寺の正面(仁王門)に着く 長谷寺の総門は幾度か火災にあい、現在のものは明治十八年(1585)の再建らしい。 |
中央奥の建物が舞台造りの本堂(重要文化財)。 なんとか本堂全体が見えるポイントを探しましたが・・・ 奈良東大寺大仏殿に次ぐ最大級の建物。現在の本堂は慶安三年(1650)徳川三代将軍家光公の寄進により再建されたもの。 |
長谷寺縁起(説明文より部転載) 山号は豊山(ぶざん) 真言宗豊山派の総本山。西国三十三観音霊場第八番札所。全国に末寺三千余ヶ寺、檀信徒はおよそ三百万人といわれている。四季を通じて「花の寺」として多くの信仰を集めている。 「こもりくの泊瀬山」と万葉集に歌われているように、この地は昔、豊初瀬(とよはつせ)泊瀬(はつせ)と呼ばれていて初瀬寺、泊瀬寺、豊山寺ともいわれていた。 金色に輝く身の丈12mの十一面観世音菩薩(本尊:重文)には圧倒されました! 楠の霊木で造られた我国最大の木造仏、現在のご本尊は天文七年(1538)仏師東大寺仏性院実清良覚の作と伝えられている。 |
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登廊(重要文化財) |
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さっそく納経帳に記帳してもらう | 399段の回廊形式の登廊東大寺二月堂の回廊ににているが、ここの回廊はちょっと長いです |
正面が長谷寺ですが、ウイークデイのこの時間になるとほとんど観光客がいませんでした。草餅や吉野くずを売っている土産物店が多くあり、私も草もち買いました(^_-) | 16:00本日のゴール町並みから川を渡って坂道を登って山手を走る近鉄長谷寺駅に着きました。 |