雨に煙る白山スーパー林道をドライブ

白山スーパー林道は、「白山」の北側を石川県白山市尾添から中宮を経て、岐阜県白川郷へと通じる全長33.3kmの有料道路です。

2005・8・14



どこか温泉にでも行きたいなあと思い、友人のK氏に電話する。ちょっと出かける時間が遅いが、いまから白川スーパー林道をドライブして日帰りできるかと聞くとOKの返事。温泉セットを持って迎えのK氏のエルグランドの飛び乗りました。
名神栗東ICを入るとちょっと渋滞気味でした。それでも竜王ICを過ぎて北陸自動車道へとスムーズに流れていました。小松ICで下りて、カーナビを白山尾口にセットして360号線から157号線を走る。瀬女温泉を過ぎたところに「かんぽの里白山尾口」の立派な建物がある。早速一風呂浴びることにしました。




かんぽの里白山尾口

 ちょうど昼時、近くにある蕎麦屋さんは混雑している。待つのもいやなので少しドライブ、白山一里野のスキー場近くの小さな食堂で昼食をとりました。もちろん私は蕎麦と岩魚の焼き物をいただきました(^.^)。
 白山開山の泰澄大師開湯の標高600mの中宮温泉(ちゅうぐう)を過ぎ、中宮料金所で¥3,150を支払いいよいよ本日のメインイベント「白山スーパー林道」だ。あいにく雨が強く降ったりやんだり・・・ガスがかかった渓谷は神秘的でまるで水墨画の世界だ。





最初に目に入ってきた滝、ご覧のようになかなかの絶景でした。
 パンフレットに「しりたか滝」、しりたか山を源流とする蛇谷へ入って見る最初の滝で、急峻な山とその間に見える滝の白絹を練るような静かな流れに特徴があります。とあるので多分そうだと思いますが自信はありません(^_^;)。



V字型に切れ込んだ深い底には清流が流れている。






岩底の滝
 滝の上に大木をも沈めてしまう底無しといわれている釜型をした淵があることからこの名前が付いています。また、この上流には樹齢500年をこす大襷が茂っています・・・とパンフレットに説明されているが見に行けるのだろうか。



 雨でなく時間があれば「親谷の湯、姥ヶ滝」へ行けるのに、今回はチラッと車の中から見下ろしただけでパスしました。
川底から出る温泉を利用した露天風呂となっていて、遊歩道もあるらしい。

いよいよ落差86mといわれる蛇谷随一の大滝「ふくべの大滝」に着く。

標高900mにあるふくべ大滝
瓢箪(ふくべ)谷


ふくべの大滝の展望所


渓谷に咲いていた花
滝のそばに咲いていた花たち


 白山スーパー林道で見たかった白山(標高 2,702m)の雄姿は雨で見れなかったことが心残りでした。白山展望台、白川展望台もパスして、どんどん下り世界遺産の白川郷につきました。



白川郷(直進)へは入らずに右折して国道156号線へ

鳩谷ダムと御母衣ダムの間にあった「大白川温泉 しらみずの湯」を見つけてもう一度温泉につかりました(^.^)。霊峰・白山への登山口である白川郷平瀬は古くからの温泉地です。

荘川ICから東海北陸道で一宮JC経由して名神で帰る予定でしたが白鳥以降が渋滞しいる。しかたなく白鳥で中部縦貫道に入り158号線で福井へでて、福井ICから往路走った北陸自動車道で無事に帰れました。



旅とドライブへ

KENのTOPページへ