飯道山


[ 月 日 ] 95.01.04.
[ 山 名 ] 飯道山(664m二等三角点)
[ 地 域 ] 滋賀県甲賀郡
[メンバー] いつも通りKEN一人旅(^_^)
[ 天 候 ] づっと1日雨(^^;)
[コース ] 貴生川→飯道山→信楽雲井駅


  前からいきたいと思っていた会社の近くの山、飯道山へ雨を承知で行って来ました。

 飯道山は古くから修験道の山として知られている。滋賀県甲賀郡水口町と信楽町の境界に位置し、竜王山や阿星山につづく、金勝(こんぜ)アルプスの主稜線上にあるが、平地からは独立した峰のように見える。
 山頂は二等三角点で、鈴鹿を源に流れる野洲川を眼下に、比良や比叡、琵琶湖を眺望できる。登山道は信仰の山だけによく踏まれ、道標も完備されているので安心して歩くことができる。
  ・・・・・山と渓谷社のアルペンガイド”大阪周辺の山”より
9:50 貴生川着、駐車場を探す。10:00 駐車場を出発 →10:54 飯道山休憩所着 →11:28 杖の権現休憩所着
11:50 飯道山頂上(雨で展望きかず)→ 12:10 飯道神社境内に着く(パンの昼食をとる)
12:33 宮町登山口へ下山→12:48 宮町登山口着→ 13:32 紫香楽宮跡着、 舗装道路はつかれる。
13:50 雲井駅着。貴生川行きは14:28しかない。14:07発で信楽へ寄り道、すぐこの列車が折り返す。
14:40 貴生川着 → 15:20 車で帰宅
 自宅から近いこともあり、上記のガイドブックの安心して歩けるという文句につられ雨にも負けず(^^;)飲み過ぎ、食べ過ぎ、退屈しのぎに登ってきました。

 一日中雨との天気予報に、真新しいゴアテックスのレインウエアーを着てみたくて雨の中を一路貴生川へ車を走らせました。駐車場で身支度を整えいざ出発。だいたいの方角はわかっているが雨でもやがかかり飯道山は見えないのは初めての登るには少々不安。

 まずガイドブックにある通り歩き出した。JR草津線の貴生川駅から国道307号線に出て杣川(そまがわ)を渡り数分行くと歩道橋がありその右側に道標があり、頂上まで5kmと出ていた。

すぐそばに貴生川小学校もあり方向が確認できた。田畑や民家の中を行くと工事中の広い道路があり登山口と書いたハッキリした道標があった。ガイドブックにあった”河合谷林道出合い”には気づかなかったが鳥居はすぐ前方にあった。工事中の道路はそんなにを長くなく、大きな車道の橋を渡ると林道に入る、登りが少しきつくなったがなかなかいい道だ。

10:48コンクリート舗装した道に出た。道標があり今来た道を行くと貴生川まで3kmとあった。コンクリート道を少し登ったらトイレと休憩所(屋根付き)があった(10:54)。何も書いていないがガイドブックよりここは飯道山休憩所とわかる。休憩所の後ろには小さな川があり小さな滝(剣瀧つるぎのたきの表示あり)があり、正面には「薬水」という万病に効くと言われる水がちょろちょろ流れていた。小休止して”くすりみず”を一杯いただく。

 しばらくいくと15丁目にでる、舗装道から細い山道となり岩がごろごろした急な坂道になる。ここらが一番の難所”左羅坂(さら)だ、雨のため小さな谷川のように水が流れている。

11:28左羅坂を登り切り”杖の権現休憩所に着く。出発して1時間28分、ガイドブックと同じタイム(1時間30分)だ。休憩所の後ろに小さな社があった、これが杖の権現さん?ここからは林道になり真っ直ぐ飯道神社に行けるが、頂上へは休憩所の裏の登山道を登り頂上経由で行くことにする。急な細い道を一気に登ると飯道山の頂上に着いた。

 雨のため展望は望めず、二等三角点を確認してノートに記帳して西側の登山道を下山、飯道神社に向かう。杖の権現からの広い道に合流してしばらく下っていくと飯道神社の鳥居に出た。鳥居をくぐると誰かの声が聞こえてきた、近ずくとそれは社務所の前にある有線電話からの放送だった(^^;)ビックリしたなもう〜。行者堂の奥に本殿が現れた。極彩色の本殿は昭和50年に解体大修理で再現されてとのこと、他の建物はそのままの状態でした。

 ここで雨宿りして昼食と思いコンロを取り出したがコッフェルを入れ忘れていた。あわてて荷造りしたため予備のタオルまで忘れていた。どちらにしても境内は焚き火厳禁と書かれていたので使えない(^^;) 予備に買ってきた菓子パンと魔法瓶の熱いお茶でとにかく腹ごしらえをして、本殿裏側の行者コースをちょっと覗いてみた。弥勒岩という大きな岩があり”なんとかの覗き”と書いてあったが名前は記憶していない、ようするに遠くは何も見えない。

 宮町登山口(信楽側)への下山コースは一旦鳥居まで戻り右の道をとる。急坂を15分ほど下るとあっけないくらいにすぐ登山口に着いた、高度計では約400mどうりであまり下ってはいないはずだ。ここからは舗装された車道をだらだら下るだけの単調な歩き。道横のゴルフ場では雨の中でもプレーしているパーティがあちこちに見られた、好きなことは天候に関係ないかと自分のことを忘れている(^^;)

13:32紫香楽宮跡につく。裏口から入るところには東海自然歩道の標識があった。ここから入り講堂跡(礎石のみ)から金堂跡(ここには小さな社がまつられている)、紫香宮跡の正面へと抜けて再び車道へ出る。舗装道路を道標に従い進み、国道307号線を横断、雲井駅に着く。

 駅は無人駅、列車ダイヤをみたら1時間に1本しかない、時間がたっぷりあるが近辺には時間つぶしできる店もない。待合い室には誰もいないのでここで着替えをすますし、ちょうど信楽行きの列車(1両編成のワンマンカー)入ってきた、なにせこの信楽高原鉄道に乗るのは初めて、時間もあることだし信楽駅まで行くことにする。着くとこの列車は折り返しの貴生川行きとなった、なんだこの鉄道は1台で折り返し運転をしているだけだったんだ(^_^;)

14:40貴生川駅着、車に乗り換え無事きたくする。                          
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