地上300mの空へ
HARUKAS 300
2014・8・27
 青春18キップ4枚目の旅、紀州御坊散策も久しぶりの素晴らしい夏天気ですっかりバテてしまい早めに退散。クーラーの効いた2時間の電車旅で少し元気が回復する。天王寺駅が近づくと車窓越しにハルカスが迫ってくる。時間はまだ午後3時を少し過ぎたところだ、急にハルカスに上ってみたくなる。とりあえずチケット売り場まで行ってスムーズに上れるなら行こうと天王寺駅で下車しました。







JR天王寺駅前からのHARUKAS


 JR天王寺駅から高架道を渡って近鉄阿倍野百貨店へ入って行く。チケットカウンターは百貨店の二階と案内されている。




二階のチケットカウンター
 案内係の人に聞くと”待たないで上れますよ。ちなみに入場料は1,500円、高齢者割引はと聞く? 残念ながらありません。”との返事。まいいか、上がろうと決めてチケット購入の列に並ぶ。


  当日券のチケットカウンターで入場券を購入して、順路に沿ってもう一度 百貨店に入りなおすと16階行きのハルカスシャトル乗り場となる。揺れることもなく静かな高速エレベータであっという間に地上16階フロアーに着きました。



これは地上16階からの阿部の交差点風景風景です。
ここからでも結構高いと思うが、地上60階からの眺めはすごかったです。
後から出てくるこの60階からの展望写真と見比べてくださいね。


 


16階で60階行きのエレベーターに乗り換える。
到達時間はわずか45秒と説明していました。
 


地上60階のフロアー

 


 


  60階のフロアーより吹き抜けの59階が見下ろせる。帰りのエレベーターはこのフロアーから乗るようになっている。
 


ウインドーから展望を楽しむ人々
 


真下の天王寺駅にハルカスの影が・・・




天王寺公園と北へ走る谷町筋
(北方向)
 大阪市立美術館は公園の真ん中でよくわかるが、通天閣はあまりに低くすぎて、ここからは小さくわかりにくいでしょう。


 


遠景は奈良との県境にそびえる生駒山
(東方向)





遠景の山並みは、左から二上山、葛城山、金剛山です。
街並みは松原市から富田林市方面だろう。
(東南方向)




 
 


まっすぐ北へ走っている大通りは谷町筋です。
後方左手は大阪北の高層ビル群です。
(北方向)



 

大きく迂回しているのは木津川だろう。その先は大阪湾です。
後方の高い塔はWTCコスモタワーだろうか?
(西方向)



 16階まで戻ると、”あべのハルカス美術館”があり、パリジェンヌに愛された画家、デュフィ展が開催されている。ハルカスの入場券を示すと1400円から200円引きとなる。ちょうど見たかった展覧会なので寄り道する。


展覧会概要
ラウル・デュフィ(1877-1953)は、ピカソやマティスなどとともに20世紀前半にフランスで活躍した画家です。彼は1937年に開催されたパリ万国博覧会のための装飾壁画《電気の精》に代表されるような、明るい色彩と軽快な筆さばきで描く独自のスタイルを築きました。本展は、デュフィが1899年に故郷のル・アーヴルから国立美術学校で学ぶためにパリに出てきたころから晩年に至るまでの作品を紹介する回顧展です。20世紀初めのパリでフォーヴィスムやキュビスムによって造形の革新を試みる動向のただなかに身を置きつつ、また様々な分野を横断しながら自らの独創的表現の探求を続けたデュフィの歩みを辿ります。
(ハルカス美術館のHPより) 
 
まさに今日は ”終わりよければすべてよし”でした。