「日本の棚田百選」
畑の棚田
(はたのたなだ)

朝刊に畑の棚田の記事を見て急遽出かけてきました。昨年もこの田植え時期に畑へスケッチに行きました。
 畑(はた)の棚田は滋賀県高島市の最西部にあり、西に比良山系が迫る山間棚田を形成する集落です。1999年(平成11年)7月農林水産省によって、日本全国の117市町村、134地区の棚田が「日本の棚田百選」に認定された。その棚田百選に滋賀県で一つ「畑の棚田」が選ばれている。

(2009.5.25




畑集落の展望
 今日は小雨まじりの曇天で山の向こうにある琵琶湖は望めない。この展望ポイントはカメラマンに人気の場所です。ここへは畑の集落を取り囲むように広域基幹林道「鵜川村井線」が走っている林道で行けます。
午後から天気が回復すると報じられているので一旦集落まで戻る。畑集落入り口のバス停の手前に車をおいて、時間稼ぎをかねてゆっくり集落を散策しながら急な坂道を上がって、道路の終点から樹林の中を展望ポイントまで登ることにする。



青線は林道。赤線を歩いて往復しました。







植林帯の山道に入ったところから集落を見る。

民家が終わり、鬱蒼とした植林帯の山道に入っていく。



雨の後なのか小さなん沢のせせらぎも水音を立てている。あまり歩かれていないのだろう道は荒れている。



山道かたら林道に飛び出した。ここから林道を展望ポイントまで登っていく。




展望ポイントから畑の集落と棚田をスケッチしました。






晴れ間がひろがり木々は鮮やかな緑に、タニウツギのピンクの花が彩りをそえる。
肌寒かった午前中と違って日差しが強くなり暑い。

スケッチ一枚するのがやっと、この先のトンネルを抜けて朽木へ行こうと思っていたが、車を麓の集落入り口に止めているので、あきらめて下山しました。