鳩吹山散歩
はとふきやま
(標高 313m)
  今日は岐阜県へ、目的は可児市文化創造センターで開催されているFBつながりの ”のりづき としお” さんの水彩画展です。そのテーマが「鳩吹山とその辺り展」、あわよくば懐かしい鳩吹山(14年ぶり)へも登れるかもしれない・・・と欲張って、青春18キップで出かけました。可児駅までは守山駅からJR西日本で米原へ。そこからJR東海に乗り換え大垣へ。岐阜へはこの大垣でまた乗り換えることになる。豊橋行きの快速に乗り換えわずか3駅先なのに、いつも思うのですがJR東海はなぜか土日しか米原からの直通がない。いつも快適なJR西日本を利用しているのでクレームをつけたくなる。JR東海はサービス向上する気はないようだ。
2014・8・15




守山駅7:29発、8:54岐阜駅に到着する。
 ここで美濃太田行に乗り換え、さらに美濃太田で可児行に乗り換え、10:13 やっと可児駅に到着する。天気も良さそうなので個展会場へ行く前に鳩吹山へ登ろう。


新可児駅(名鉄)
 鳩吹山の最寄り駅は名鉄「可児川駅」、JR可児駅に隣接する名鉄「新可児駅」から10:29発の犬山行に乗る。可児川駅までは二駅、たった7分と近い。
 


10:36 可児川駅に到着する。
 
 14年前に降りたった当時の可児川駅は、たしか無人駅だったと思ったが、今は自動改札機のある小ざっぱりした駅になっていました。駅前の「鳩吹山遊歩道」の案内板(下図)でルートを確認して出かける。とりあえず一番近い大脇登山口へ向かう。アプローチの舗装路は日陰もなく、ギラギラと照りつけて歩きだしたとたんに汗が噴き出す。


 鳩吹山遊歩道案内板


 
 この日歩いたのは鳩吹山遊歩道のほんの一部、大脇登山口から鳩吹山頂上往復でした。14年前は同じ登山口から登って、頂上経由して遊歩道の終点「石原登山口」に下山、そこから善師野駅まで歩きました。


 

 
 道なりに歩きだしてしばらく行くと鳩吹山の全貌が見えてきました。14年前は駅を降りた途端に豪雨に見舞われてこの鳩吹山の山容が見れませんでした。
 

 このあたりの民家の下屋を借りて豪雨の通り過ぎるのを待った思い出が懐かしく甦ってきました。

 

大脇登山口
 国道41号線の高架下を川に沿ってくぐりぬけると鳩吹き山大脇登山コースだ。



この橋を渡って山道に入って行く。 
 

緑いっぱいのなかなか素敵な光景だ。

 

入り口から10分少々で最初の道標に出会う。
右に折れるとジグザグ道がつづく。
 

 先ほどの道標から約15分、急なジグザグ道を登っていくとこの分岐に突き当たる。道標には(左)頂上、(右)小天神展望台とある。先ほど出会った登山者から、分岐から5分ほどで小天神展望台に行けると教えてもらっていたので寄り道してみることにしました。
 

 小天神展望台からの素晴らしい可児市街の展望を眺めながら東屋で小休止。風が吹き抜けて涼しく気持ちがよい。



 

鳩吹山頂上のアンテナが見えてきた。
 小天神展望台から戻って鳩吹山頂上を目指す。道標には頂上まで約20分とありました。
 

頂上直下の岩場、
登山道はこの左手にあります。
 


東屋の左手にアンテナと道標がある。頂上はすぐ、フェンスの途切れたところだ。
 


頂上少し手前の東屋
西側に展望が開けている。
  


東屋(頂上休憩所)からの展望は素晴らしい。
木曽川がダイナミックに蛇行している。残念ながらガスがかかっていて遠望は利かない。
 
 
 ここが三等三角点「天神山」(写真左上)のある鳩吹山の頂上です。山頂の標柱(写真右上)の遠方には御岳山や白山が望めるそうだが、今日は霞んでいて残念ながら見えませんでした。
 14年前に来た時は三角点から先に続く道を歩いて西山へ縦走しましたた。今日はもう一つの目的。可児市立文芸創造センターへ行く予定があるので、ここから急いで同じルートを下山しました。




可児市立文芸創造センターからの鳩吹山

のりづきさんの作品に魅かれて描いてみました。




 今日は 猛烈な暑さにもめげずに鳩吹山登山ができた上に、のりづきさんにもお会いでき、素敵な「鳩吹山とその辺り展」の数々の作品を見ることができ満足の可児市訪問でした。雨続きのこの夏ですが、今日はお天気にも恵まれて最高の一日でした。