標高 670M
(滋賀県犬上郡多賀町甲頭倉)
2015・5・11
今日はFB友達のトウドウシゲルさんに誘われて「比婆之山」に登る計画です。午前8時少し前に待ち合わせのJR河瀬駅に着きました。駅前でトウドウさん、TUTIKAWAさん、お二人に合流する。そこからトウドウさんの車で登山口のある甲頭倉へ向かいました。 |
中央の崖が見えるイワス(原石山)から右の比婆之山(右)を歩く予定です。
多賀大社前を過ぎて、国道306号線の多賀北の交差点にあるセブンイレブンでお弁当を仕入れる。写真はこのコンビニ前から写しました。ここから登山口の甲頭倉へは、国道を走り芹川を渡って久徳という所から右へ、県道17号線に入って行き、甲頭倉にむかう。 |
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8:45 芹川沿いに車を止めて、
甲頭倉集落への林道へ入って行く。 |
甲頭倉集落跡へはこんな林道です。
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かなり高度が上がってきた。
山々の新緑がまぶしい。
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9:15 今は廃村になっている甲頭倉集落跡の入り口に着きました。まずは、お地蔵さんに登山の無事を祈って集落に入って行く。 |
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集落はかなり標高の高いところにありました。朽ちた建屋があちこちにあり、スケッチ心を誘われる。
甲頭倉集落の中ほどにあった神社とお寺
ここで小休止となりました。この大杉のある風景が描きたくて同行のお二人に15分ほど待ってもらい早描きしました。鉛筆のみで描いた画面が汚れないように水筆で定着させる。今日は一人でないし、それに目的は山登りだ。彩色は帰宅してからしました。 |
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9:40 廃村を通り過ぎると大きな堰堤が左手に見えてくる。そのまま道なりに直進すると比婆之山へのルートだが、今日はイワス(原石山)からの比婆之山へ歩くコースをトウドウさんが案内してくれるという。リーダーに従っていよいよ登山開始だ。道は雑草で見えていないが、この堰堤横の急坂を登って行く。いきなり汗が噴き出してフーフーいいながら必死について行く。 |
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いきなり荒れた樹林帯となる。倒木や岩が行く手を遮る。ここはカルスト台地と聞いていた通り石灰岩があちこちに露出している。 |
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見通しのきかない樹林帯を登って行く。稜線に出たが展望はない。ますます露岩と雑木が行く手を阻む |
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露岩の上で・・・ |
10:40 悪戦苦闘すえにやっと開けた場所に出る。 |
ここがイワス(原石山)の岩石採掘場跡だという。
南西方向の展望
素晴らしい天気に恵まれて最高だ。この展望を見ながら昼食タイムとなりました。
写真の右端に見えているのは今月7日に登った荒神山(300m)です。その後方には琵琶湖が見えている。すぐ左は長命寺山・津田山と沖島がうっすらと見えている。そのとなり、写真の中央は近江八幡市の八幡山です。さらに左端の山は繖山(観音寺山)です。これらの低山はふだんからよく登っている山々です。 |
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イワスから望める鈴鹿の霊仙山 |
眼下に砕石場、横のピークはイブキです。 |
イワスの頂上は砕石場上の樹林の中でした。 |
山名がかけてあった場所で記念撮影 |
いつもは一人登山、記念スナップはほとんどないが、
今回の山行はメンバー三人、写真も撮ってもらえるし、心強いく危険回避にもありがたい。 |
イワスから尾根筋を右回りに歩いて比婆之山へ |
カルスト台地特有の岩が、あちこちに露出している。 |
カルスト台地特有の露出している岩と記念スナップ |
大台ケ原を思い起こす枯れ木もありました。 |
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尾根筋を歩いて途中、比婆山山頂への分岐を通り越して、少し下ったところに比婆神社はありました。こんな山の上に神社があるのだなあ。 |
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霊仙山
比婆神社から登り返したところに展望が開けた個所がありました。
そこから望む霊仙山(鈴鹿山系最北端の山)は雄大で素晴らしかったです。 |
比婆之山の山頂も展望のない樹林の中でした。この小さな標識がなかったら、ここが頂上とはわからないなあ。ここまでは写真のようにまだ余裕がありましたが・・・・。 |
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比婆之山頂上から気楽な尾根道を行くが、下山するポイントが見つからない。方向だけ確認してトウドウさんが急斜面を下って行く。悪戦苦闘がはじまる。 |
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左上;岩がゴロゴロ、倒木が散乱した荒れて段差のきつい枯れ沢をなんとか下ってきた。右上;前方を見ると林道らしきものが白く光っている。ホッとしたが・・・・、それは大きな砂防堰堤でした。(右下の写真) |
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14;15 やっと降り立ったところの堰堤で・・・ |
砂防堰堤のズームアップです。 |
堰堤を超えて少し下ると、朝登りだした登山口に合流出しました。
14:30 甲頭倉の廃村の中を通り抜ける。
あと30分ほどで芹川沿いの車を駐車した所に着くだろう。 |
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今日歩いたコースです。
トウドウさん、今日は比婆之山の登山ガイドありがとう。きつい登りの後のイワス、素晴らしい展望と原石採掘跡はとても良かったです。登りも下りもすごいバリエーションルートでした。とても一人では行けない比婆之山でした。鈴鹿山系最北端の霊仙山も彦根、琵琶湖方面の展望も最高でした。苦労して登っただけ感動も大きかったです。なかなかよい山でした。今後とも山ガイドよろしくお願いします。それに車の運転お世話になりました。 |
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