もたて山コースで比叡山

2008・5・21


 今日もよいお天気どこかへ出かけよう・・・たまたま机の上に水彩画展”スペインの風景(個展)”のはがきが目にとまる。これを見てから何処かでスケッチしようと出かけました。浜大津の会場には同じ年頃の作者がおられたので、スケッチ旅行の話をうかがう。スペインか、フラメンコ・サクラダファミリア、マドリッドのスケッチ見ていると行ってみたくなってくる。
さて、まだ12時前だ。どこへ行こうか?とりあえず京阪浜大津駅へ・・・

そうだ久々に比叡山登山をしよう。京阪坂本駅についておにぎりを買おうとおもったがコンビニがない(ーー;)。しかたなくJR比叡山坂本駅下って行く。けっきょくなくて駅のラーメン屋さんで昼食をとる。このあと水だけ買って日吉大社へ向かう。





日吉大社

 ここまで来る途中、坂本観光協会で登山地図貰おうと思ったがないという。そのかわりルート概略図のある「比叡山麓・石積みのある門前町・・・坂本」という案内書パンフレットをもらう。比叡山は何度も登っているが、もたて山コースは初めて知った。このルートで行こう。



今日歩いたルート


子育て地蔵・早尾地蔵尊(六角地蔵堂)

日吉大社の鳥居(上の写真)の左にある。比叡山開祖の伝教大師最澄上人の御自作と言われている。



地蔵堂横にあるお地蔵たち

下山は「本坂コース」でここへ降りてきました。






比叡山ケーブルの山麓・坂本駅

時間も遅いので下山はケーブルにしようと思ったが片道840円・・・まあ頂上へ行ってから考えることにする。
もたて登山山コースはここを左へとる。





舗装道路を少し進むと分岐があり、直進すると日吉東照宮だ。もたて山へはここを右手へ登ってようだ。少し行くと左手すぐ横に日吉東照宮がある。さらに舗装路を登って行くと比叡山高校のグランドに出会う。舗装路はここで終っていて登山道がわからない。ちょうど居合わせたマネジャーらしき女学生に聞くと、グランドファン沿いの人一人がやっと通れるくらいの道を教えてくれた。グランド半周もしないうちに道標があり、急に山中の急坂道に入って行く。





 はじめての「もたて山ウオークコース」を登りました。このコースは山上延暦寺駅すぐ手前のもたて山駅の傍を 通ります。そのもたて山駅でケーブルカーが来るのを待ってスケッチしました。日本で一番長く、山麓の坂本駅から山上延暦寺間約2kmを11分で結んでい る。私は1時間半かかりました(^_^;)。

 スケッチしながら登ったので午後2時半過ぎになってしまった。今日は大比叡の山頂はあきらめて根本中堂から本坂コースを下ることにする。


もたて山駅で休憩しながらケーブルが来るのを待つ。



山上ケーブル駅からの大津方面の展望




千日回峰行で知られる無動寺へ降りるコース
ケーブル山頂駅すぐ横にある。



延暦寺境内入口
ケーブル山上・延暦寺駅より徒歩10分弱で着く。拝観料550円だが、山登りだというと”どうぞ、その代り拝観はできませんよ!”といって通してくれました。ありがとう(^_-)。



根本中堂

このアングルからは何度も描いているので、今日は正面から描いてみようと、文殊堂へ迂回する。


 比叡山とは、滋賀県大津市西部と京都府京都市北東部にまたがる山。大津市と京都市左京区の県境に位置する大比叡(848.3m)と左京区に位置する四明岳(しめいがたけ、838m)の二峰から成る双耳峰の総称である。高野山と並び古くより信仰対象の山とされ、延暦寺や日吉大社があり繁栄した。東山三十六峰に含まれる。別称は叡山、北嶺、天台山、都富士など。

 京都の鬼門にあたる北東に位置することもあり、比叡山は王城鎮護の山とされた。古事記では比叡山は日枝山(ひえのやま)と表記され、大山咋神が近江国の日枝山に鎮座し、鳴鏑を神体とすると記されている。延暦寺が日枝山に開かれて以降、大山咋神は地主神として天台宗・延暦寺の守護神とされ、大山咋神に対する山王信仰が広まった。また比叡山山頂の諸堂や山麓の日吉大社などを参拝して歩く回峰行も行われ信仰の山である。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より



ちょっと高台にある文殊堂へ。



文殊堂







  文殊堂の急な階段に座って、正面から根本中堂を描く。この階段はかなりな急こう配で下を見るとちょっとスリルがある。それでも観光客の皆さんはヒーヒー言いながら登ってきます。ところが下るのはみなさん”怖い怖い”と大騒ぎしてました(^_^)。この絵一枚を描いて本坂コースを下山しました。





下山道で出会ったヤマウツギ




大宮林道への分岐、道標とお地蔵さんが・・
本坂道も大宮林道へ下る道もなども歩いている。



荒れてはいるが幅広の道が続く。




穴太積みの石垣がつづく坂本を歩いて京阪坂本駅に向かう。


この季節、低山といってもけっこう暑いが気持ちのよい歩きを楽しめました。