初春比叡山歩き
2019・1・19
 湖西の比良山系は雪化粧、5年前にびわ湖バレイのロープウエイで登って雪の蓬莱山を楽しみましたが、もうそんな元気がない。そこで隣りの比叡山へ行こうと決める。山に雪は見えていないが、念のためアイゼン持って出かけました。ということで今回は軟弱登山、登りは坂本ケーブルを使いました。ケーブル延暦寺駅から東塔を経由して大比叡の頂上まで登る。下山ルートは東海自然歩道にするか、千日回峰行の無動寺谷道にするかは現地へ行ってから決めることにしました。


比叡山坂本ケーブルの坂本駅舎です。
 片道料金は860円、10分ほどで延暦寺駅に着きます。軟弱登山は体力はいらないけど高くつきますね。


ケーブルカー
 この絵はケーブルの発車時間待ちに描いたスケッチです。これも「水溶性クレヨン」を使って描きました。絵をクリックすると拡大されます。
 

ケーブル延暦寺駅(標高 638m)の展望広場です。
 

左の場所から見える琵琶湖の展望
  ケーブル延暦寺駅から徒歩10分足らず延暦寺の東塔(根本中堂がある)に着く。
延暦寺拝観チケット売り場で、”登山です”と言うと拝観料金は免除してくれます。
根本中堂は現在改装工事中、当分その外観は見れません。
 

延暦寺東塔の大講堂
 

法華総持院東塔
 まずは「鶴喜そば」店で早めの昼食をとる。その後、大講堂から戒壇院横を歩いて大比叡への登山口のある阿弥陀堂へ向かう。法華総持院東塔(右上の写真)の後方には大比叡が見えている。法華総持院東塔と阿弥陀堂の間を抜けると大比叡への登山口があります。
 

大比叡への登山口、道案内板があります。
 

このあたりは日陰になるので雪が・・・
   
  大比叡への登山道には雪が残っているが、凍結していないので、アイゼンは着けませんでした。
 

大比叡頂上
登山道からはこのようにお椀を伏せたように見える。
 

 比叡山頂上を過ぎて下って四明岳へ。大駐車場手前で見える京都大原方面の展望と比叡山からの縦走道。




四明岳の大駐車場からの展望を描きました。

 手前の山並みは比叡山から縦走縦走路になる山々です。尖った横高山(標高767m)、水井山(794m)と続く。その先で、左へ下れば京都大原の里です。右へ下れば滋賀県側の堅田です。後方に見えている冠雪した山は比良山系の蓬莱山です。

 

南方面の眺め。手前の建物はロテルド比叡です。
 

大津市街
  四明岳の大駐車場からの展望です。
 

比叡山坂本ケーブルの延暦寺駅へ戻る。
 鳥居がある所から無堂寺へ下る。


無堂寺手前にある弁財天(右)への分岐
無動寺は道なりに直進する。東海自然歩道は弁財天へ。
 下山道を「無動寺谷道」にするか、「東海自然歩道」にするか決めていなかったが、東海自然歩道は道荒れのため歩行禁止という案内があったので、無堂寺谷道を下ることにしまっした。
 ※かなり変則的な歩きですが、東海自然歩道を歩いた時の山行報告「・滋賀里から比叡山延暦寺へ(2011・5・6)」をご参照ください。
 

無動寺は工事中のようなのでパスしました。
 

親鸞聖人修行跡を通過
 

ちょっと変わった門の玉照院に着く。
ここまでは急な道でも山道ではなく無動寺の参道だ。
 

 玉照院を過ぎるとケモノ除けの柵がある。扉を開けて山道に入って行く。山は少し荒れている。
   
  どんどん下って、やがて展望のある「紀貫之の墓」への分岐点に着く。
 

野洲の「近江富士」が小さく見えています。
 

こちらは大津市街です。
  「紀貫之の墓」への分岐点からの琵琶湖展望
   
無動谷道でここ一カ所だけが大崩れしていましたが、なんとか歩けるように仮補修されていました。  
   
後はどんどん道なりに下って行く。  
 

やっと林道に・・・
 

京阪「松ノ馬場駅」はもうすぐだ。
今日の山行きはスケッチもできたし、雪道もちょっぴり歩けた。
お天気にも恵まれて、気持ちのいい山歩きが出来ました。