世界文化遺産
国宝
姫路城
2014・8・26
 この夏は天候不良で18切符がまだ三枚も残っている。今日は思いがけない天気模様、大河ドラマの「軍師・官兵衛」に誘われて姫路行きの新快速に乗ってしまいました。久しぶりに見る改装なった姫路城は白鷺のように白く輝いていました。残念ながら天守はまだ工事中で公開されていませんでしたが全体像は見ることができました。





JR姫路駅もかなり変わっている。この絵は駅の二階にあるガラス張りの展望部屋からのものです。
白鷺城のアップは難しいのでこんな構図で描いてみました。






穴子丼セット
 出かけるのが遅く、姫路に着いたのが正午前でした。とりあえず腹ごしらえと姫路名物の穴子丼をいただきました。冷たい蕎麦もついていて美味しかったです。



官兵衛のちょっと変わった兜
まるで赤いお椀を逆さにしたような形だ。


世界遺産の姫路城

 美的完成度が、わが国の木道建築の最高の位置にあり、世界的にも他に類をみない優れたものであること。また、17世紀初頭の城郭建築の最盛期に天守群を中心に櫓、門、土塀等の建造物や石垣、堀等の土木建造物が良好に保存され、防御に工夫した日本独自の城郭の構成を最もよく示した城であることが評価されました。

 天正8年(1580)、羽柴秀吉は黒田孝高(官兵衛)の姫路城に入り、天正9年、三重の姫路城を築きました。関ヶ原の戦いの後、姫路に入った徳川家康の娘婿・池田輝政は、慶長6年(1601)、秀吉の築いた天守などを取り壊し、石垣などは活かして、慶長14年(1609)、五重の姫路城を完成させました。左回りのらせん状に内曲輪、中曲輪、外曲輪が配置され、城下町を外堀が囲む「総溝」が特徴です。
(入場時にもらった案内資料より)


入場時の

正面入り口、大手門(桜門)から姫路城天守
JR姫路駅前から北へ一直線にお城まで続く大通りを約1km歩く。
 大天守の高さは海抜92m。お城のある姫山の標高は45.6mです。天守エリアはまだ工事中、巨大なクレーンが稼働中でした。



 





入場券を買って菱の門へ
 脇門付櫓門、入母屋造り、本瓦葺、白漆喰総塗籠造。桃山時代の優雅で豪華な城門です。


菱の門を入ると三国掘りがある。
その奥、さらに高所に五重の天守閣がそびえている。
 


 見学順路に沿って菱門から左手の西ノ丸へ向かう。ここからの天守も絵になりますね。
 


 西ノ丸のワの櫓から続く長い長い「長局(百間廊下)」を出ると小天守、大天守が目の前に迫ってくる。迫力ありますね。
 


ここから先は工事中で進めない。
 



 平成5年(1993)、世界文化遺産に登録された姫路城は、平成21年10月から姫路城大天守保存修理が開始されました。完成予定は来年平成27年です。3月27日から大天守内部の一般公開が再開されるそうです。

 
 暑い夏の日、広い姫路城を散策して大汗をかき疲れました。せっかく遠路ここまで来たのでもう一カ所、書写山円教寺を訪問したいと思っていましたが体力消耗してしまい、このまま帰ってしまいました。