(2014・2・21)
いつものことですが、雪山散策を思いたって湖西の「びわ湖バレイ」へ出かけました。車を走らせて守山の湖岸道路にでると小雨がパラついてくる。お天気の日に出なおせばよいのに強引に車を進めてJR湖西線の滋賀駅に着く。すでに無料の駐車場は満杯、しかたなくびわ湖バレイの駐車場(有料、一日/1000円)に向かう。すでにここでは雨が雪に変わっている。ロープウエイの駐車場は平日でもけっこう車が止まっている。準備をしている人たちはほとんどがスノボー客だ。 |
|
雪が舞ロープウエイ乗り場
|
山麓駅では雪がなかったが、頂上は吹雪いているようで見えない。聞くと頂上は積雪90cm、−4°Cだという。
ここで往復キップ(1800円)を購入する。大型最新鋭のロープウェイ(121人乗り)が毎日運行している。日本最速の秒速12メートル、ロープウェイ山ろく駅から標高1,100メートルのゲレンデまであっという間に(約3分半)で到着しました。 |
詳しい情報は「びわ湖バレイ」の
ホームページでご覧ください。
http://www.biwako-valley.com/index.php
頂上駅の外は吹雪いている。
滑り止めのアイゼンを付けて出発する。
|
ロープウエイの頂上駅の打見山頂上から蓬莱山へ向かって一旦下って行く。吹雪いているがそんなに寒さを感じない。ゲレンデは滑降する人や「スノボー&スキースクール」があちこちで開かれている。ウイークデイでも結構にぎわっていました。衝突されないように注意深く歩く。 |
|
登山道にある道標で
少し先はホワイトアウトの世界だ。
小女郎池へは行けるだろうか?
|
|
|
雪景色もスケッチしたかったが、吹雪いていて描けない。
ゲレンデの端は雪深く急斜面で近づけない。 |
一旦下ったところから打見山方面を振り返る。
大きな建物はレストラン、右横はパトロール隊の建物です。スキー・スノボーとの衝突を避けるためここで登山道の確認をさせてもらう。蓬莱山頂上からはカンジキかスノーシューが必要だが、今日は見通りが利かないから注意をしてくださいといわれる。 |
|
吹雪で周囲の景色が見えたり消えたり、雪山の感触を味わう。蓬莱山は何度も来ているが、標高1000mを越える冬季登山はしたことがない。ロープウエイがなかったら来れないなあ。 |
|
蓬莱山への登りから、先ほどのレストランを見る。
後方右上は打見山です。
|
覗きこむと怖そうだ。
|
木に強風にあおられて雪が張り付く
”エビのしっぽ”といわれる現象が見れました。
|
リフトの横の登山道
杭を目印に歩く。
|
一休みしているスノボーさん
スキーのようにストックがないから
立って静止ができないのだろう。
|
こんな状態なので先へは行けない。
|
蓬莱山の頂上
|
やっと蓬莱山の頂上まできたが、周囲はホワイトアウトの世界、ここから先へは危険でとても進めない。途中で出会った大阪から来たという登山者と一緒に打見山へ向かう。途中のパトロール隊の小屋へ立ち寄って無事に引き返したことを報告し、お礼を言う。ゲレンデではときどきサイレンを鳴らしたパトロール隊の救援スノーモビルが走っている。混雑しているゲレンデは危険がいっぱいだ。
晴れていたら素晴らしい展望が見られるのに吹雪が止まず、天候も回復しそうにないので早めにロープウエイで下山しました。それでも雪山散策ができて満足しました。 |
|
一夜開けて今日ふたたび湖西へ出かける。
(2014・2・22)
この日は京都新聞で知った「曼荼羅山古墳現地説明会」に出かけました。
(大津市緑町:大津市立真野北小学校横)
昨日は吹雪いて見えなかったが、今日は晴天に映える冠雪の比良山が望めました。
発掘された曼荼羅山古墳古墳の向こうに昨日行った打見山、蓬莱山が間近に望めました。
|