比良へシャクナゲ見物



・ 1998.05.01(金)
・ カラ岳からシャクナゲ尾根(比良山系)

昨日会社の帰りに日野の”シャクナゲ渓谷”へ立ち寄ったら、すっかり花は終わってました。管理の
人から開花が例年より10日もはやかったとのこと。そこで比良山の上ならまだ咲いているのではと
思い立って、今日比良山系へ出かけてきました。
琵琶湖大橋の手前から対岸(湖西方面)を見たら比良山系はガスの中。山からの展望はなかって
も今日はシャクナゲの花が目的なんで天候は気にせず車を進める。勿論今日は省エネ(比良リフト
を利用)だ。
JR比良駅をすぎ国道から左折して比良りフト駅へ向かう。イン谷を過ぎたところでデジカメで釈迦岳
を撮すが頂上はガスの中だ。



9時ちょうどに比良りフト駅の駐車場に着く。平日なのか数台が駐車していただけガラガラだ。
リフト券を買おうとしたら1100円(昨年までは950円)に値上がりしていた。係りの人にシャクナゲ
まだ咲いてますかと尋ねたら、もうほとんど終わりだがカラ岳へ行く途中の関電無線中継所の裏か
ら切り開かれた道があるので、そこを降りていくとまだ咲いているかもしれないと教えてくれた。

09:35
北比良峠のロープウエイ山上駅をでたらガスかかかって見通しはあまりきかない、それにきつい風
が強く寒い。とりあえず教えてもらったシャクナゲのスポット目指してカラ岳方面へ歩き出す

10:00
関電の無線中継所のファエンスに沿って左側から裏へ回ると、情報とおり雑木が伐採されて3〜4m
くらいの道が付いていた。気の根っこで転ばないようにどんどん下っていく。あった!!下の写真の
ような光景が現れた。50mくらい下ったところまでシャクナゲが点在している、デジカメ写真をとりな
がらしばし鑑賞&ティータイムとしゃれる、誰一人いない。なかなかの雰囲気で満足する。
引き返しながら登っていくと突然”プープーという鳴き声とともに何かがこっちへ向かってきた。ビック
リして身構えていたら、姿が見えないまま通り過ぎたのでホッとする。イノシシなのかな?

   


    




ガスがかかって幻想的な雰囲気の中にシャクナゲの花があでやかに咲いている、なかなかいいものだ。

10:35
中継所を出発、シャクナゲ尾根の花を見るため金糞峠へ。尾根にでるとまだ結構風が強い、ロープウエ
イ駅をすぎていよいよシャクナゲ尾根だ。こちらには花はなはないと聞いてきたが、あちこちにまだ花が
残っていた。だんだん高度が下がっていくにしたがい花は少なくなり、途中で全然なくなってしまった。
11:15
今日はこの金糞峠より下山して帰宅することにする。
ということでシャクナゲ見物は満足のうちに終了しました。情報のみを信じてあきらめないでよかったです。
また、今年は開花の裏年とのことで例年より花数はかなり少なかったとのことです。きっと来年は沢山咲くの
でしょうね。来年が楽しみです。

KEN