寺田みのる先生と行くスケッチツアー ≪毎日新聞旅行≫

2018年9月10日(月)~12日(水) 二泊三日旅
・・・2日目 函館市街の早朝散歩 ・・・
泊りがけの旅に出ると早起きして必ずその町を朝散歩することにしています。・・・ということでこの朝も函館駅前のホテルを午前5時に出発しました。散策は気の向くまま、さてどんな朝散歩になるか楽しみです。 |
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早朝のJR函館駅
ホテルから1分足らず。青空が広がっている。 |

泊まっているホテルと駅前モニュメント
(JR函館駅前から) |
函館駅からすぐの「函館朝市」に着いたが、函館港側を見ると岸壁に大きな客船が見える。
気になって行ってみましたら、そこには青函連絡船の摩周丸がありました。
ここは旧青函連絡船の埠頭後でした。 |
この図は、そこにあった案内板の図です。

旧青函連絡船岸壁を活用した埠頭とある。そこには当時活躍していた”摩周丸”が記念館として係留されている。二十歳代に1人で北海道一周した時に乗ったなつかしい青函連絡船だ。その当時のことは自分のアルバムで確認してみたが、ほとんど記憶に残っていません。アルバムに貼ってあったのはモノクロ写真、鮮明ではないけど函館山だけは確認できました。乗船した船は摩周丸ではなく、「大雪」とありました。 |
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青函連絡船の旧岸壁と摩周丸
この摩周丸は「青函連絡船記念館」になっていました。
内部が見たかったが台風の影響で休館中できました。あ。

正面から見た摩周丸 |

昭和40年代の想い出に浸りながら、旧青函連絡船の岸壁と摩周丸を描きました。
さあ、次は函館観光の一押し、函館朝市を見物しよう。
朝市に着いたけど、観光客はほとんどいない。北海道胆振(いぶり)東部地震直後の影響だろうか。私もお店の人達と話をしただけ、試食もせずにスケッチをしただけで・・・。今日のスケジュールでは昼食タイムはこの朝市を予定されているので試食はしませんでした。 |
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なんとなくこの構図で描きましたが、帰宅してから15年前に友人夫妻と函館朝市を尋ねた時の写真を見たら、縁は異なもの、このお店をでひやかしている写真がありました。そのとき、試食させてもらった”うに”はとても美味しかった記憶が残っています。 |
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生きて動いている”ズワイガニ、やはり高価だなあ・・・
花咲ガニの赤色が目にとまるが・・・買いませんでした(^^;)。 |

水をまいたり、お店の準備している早朝の市場風景を描いてみました。
さあ、次はベイエリヤへ。人気の赤レンガ倉庫群を見に行こう |

開港通りの道案内
赤レンガ倉庫群へは約1kmとある。 |

立派なレンガ造りの建物でしょう。
函館ビール館、残念ながら早朝はオープンしていません。 |

少し歩くと、蔦が覆っている明治館がある。 |

正面から通りを入ると明治館の善田が見られました。 |
この建物は「旧函館郵便局舎」でした。現在の建物は明治44年(1991年)に完成されたもので、約50年にわたりこの庁舎で業務が行われました。明治の洋風建築として残る代表的な建物の一つです。
ベイエリアに入ると人気の赤レンガ倉庫群に出合えました。 |
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ここは今日の”スケッチツアー”で訪れる予定です。通りを散策、写真を撮っただけです。
次は五稜郭へ行こう。ちょっと距離があるので徒歩では時間が足りない、そこで市電を思い出して通りへ。 |

市電が走っている国道279号線に出う。
この先は函館山山麓にある日和坂です。
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市電の駅を探して右へ行くと”末広町”駅がありました。少し時間がるので、少し先へ行くと昨日描いた八幡坂でした。目の前のモニュメントは「明治天皇上陸記念碑」です。 |
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五稜郭へ行くために6;50発の朝一番の市電に乗る。運転手さんに聞くと、五稜郭公園前までは26分かかるという。あまり時間的に余裕はないが行ってみよう。 |
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早朝のためか車内はこんな状態でした。JR函館駅を過ぎて五稜郭公園前には予定通り7:16に着きました。下りてみたが、五稜郭へはまだ約1km弱ある。急ごう。 |
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しばらく行くと五稜郭タワーが見えてきた。この前来た時はこのタワーから五稜郭全体を眺められたが、今回は早朝のため営業はしていないだろう。ちょっと散策ができれば良しとしよう。
入り口にタクシーが一台止まっている。時間が無くなってきているので、帰りはタクシーにしようと、運転手さんに料金を聞くと約1,200円ほどだという。予約をしてから五稜郭散策へ。 |

高さ107メートルの五稜郭タワー
着いたのが7;30まだ営業前、五稜郭の星形を上から見れないのが残念。 |
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五稜郭の入り口
城壁が低いので、こんな何でもない風景です。 |
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内部に入る手前であった石垣 |

ここが五稜郭の入り口です。 |
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五稜郭内にあった案内図
時間に余裕がないので、この赤ラインのみ歩きました。 |
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五稜郭公園内の中心にある」函館奉行所」です。
五稜郭は、江戸時代末期に江戸幕府により蝦夷地の箱館(現在の函館市)郊外に建造された稜堡式の城郭です。 箱館開港時に函館山の麓に置かれた箱館奉行所の移転先として築造された。箱館戦争で旧幕府軍に占領され、その本拠となったが、明治に入ると郭内の建物は1棟を除いて解体され、陸軍の練兵場として使用された。その後、1914年(大正3年)から五稜郭公園として一般開放されました。 |
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急ぎ足で五稜郭を散策した後、予約したタクシーでホテルに帰り
朝食を済ませて、午前9時出発のスケッチに出かけました。
今日の早朝散歩したエリアのマップです。
今日、9月11日(函館旅二日目)早朝歩いたエリアです。
※ ガイドブック、「函館」(JTBパブリシング)から転載させてもらいました。

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