寺田みのる先生と行くスケッチツアー ≪毎日新聞旅行≫

初秋の函館・大沼を描く
2018年9月10日(月)~12日(水) 二泊三日旅
・・・ 1日目 ・・・

 スケッチ旅の企画では毎日新聞旅行社にいつもお世話になっています。函館の風景に憧れて参加ささせてもらいました。今回の旅、台風21号が去ってホッとしていたら、つづいて6日未明の北海道地震があり催行されるか心配していました。北海道のインフラもだいぶ回復したということで実施となりました。被災された方々にはお見舞い申し上げます。不安を覚えつつ雨の大阪空港に着きました。大阪伊丹空港利用していたのは現役時代だから久しぶりです。




大阪空港ターミナルビル
 

ANAが発着する南ターミナルで下車する。
 

搭乗する函館行きのジェット機も雨に濡れている。
 

出発待ちのスケッチ、絵をクリックすると拡大します。
函館への途中では青空が見えていましたが、着陸態勢に入って高度が下がってくると雨模様になる。

 

雨で霞んだ函館山、真下に見えるのは函館市街です。


 12:35 時刻通り函館空港に到着しました。
 函館も雨模様、気温は17度と寒い。空港で食事した後、貸し切りバスでまずは函館山山麓にある「元町公園」へ向かいました。ここは函館港が一望できる絶好のポイントです。
 ここは江戸時代、この地に函館奉行所がありました。明治になり北海道開拓使、北海道庁函館支庁が置かれ、北海道・道南の行政中心地となりました。
 

元町公園からの函館港の眺めです。


 


小雨が降っているが函館山が見えている。
左のブルーの建物は北海道有形文化財に指定されれている「旧北海道庁函館支庁庁舎」です。
中央奥の黄色い建物は1910年建造の「旧函館区公会堂」です。
 
「旧函館区公会堂」の内部です。
 

「旧函館区公会堂」二階のベランダからの眺めです。
 ベランダは雨がかからないので、まずはここで皆さんと一緒に一枚目を描きました。右の絵をクリックすると絵が拡大されます。
 


その後、私は一人で散策、ハリスと正教会を探しに行きました。
函館山山麓には函館港に向かって下る坂道が何本もあります。 
 

元町公園からすぐにある日和坂(ひよりざか)です。
函館港が見えています。
 

カラフルな家々が立ち並ぶ
この道を南に向かって歩く。
 

次の坂道はこの八幡坂です。ここでのスケッチは
帰り道にすることにして、ハリスト正教会へ急ぐ。
 

高台なので、あちこちでこんな展望があります。
小雨が降ったりやんだりですが傘は差さずに歩く。
 

 ハリスと正教会に着くと、ばったり出会ったツアー添乗員の梅崎さんが、ハリスと教会の上からの眺めが絵になるよと教えてくれました。
 

チャチャ登り
 大三坂から続く急坂道を登ってハリスと教会の背後に回り込む。
 

時間がないのでこんなはしり描きになって
しまいました。絵をクリックすると拡大されます。
 

こちらは八幡阪のスケッチです。


 慌ただしく散策&スケッチをすませてして、集合時間の17:00に元町公園の駐車場に帰り着きました。今日の第二部、函館山からの夜景観賞がオプションである ので、バスは急ぎ足で今夜宿泊するホテル「ホテルルートイングランディア函館駅前」へ急ぐ。

 18:00 函館山の夜景見物は自由参加なので、行かない人たちは函館市街へ夕食に出かける。私はせっかく函館に来たので、夜景見物ツアーに参加することにしました。この時間になると雨がやんで真っ赤な夕焼け空となりました。
 

ホテルから函館山へバスで向かう。
JR函館駅通過・・・

 

18:20 函館山頂上に着く。ガイドさんが普段なら観光客で大混雑、ゆっくり見れないが、今日は地震発生の影響から観光客が激減、ゆっくり見物できますよと話してくれました。
 

函館港一望
 写真左上には明後日行く大沼の駒ヶ岳が顔を出していました。尖った山の形ですぐにわかりました。
 

函館市街の夜景
 地元のバスガイドさんによると、今日の夜景はちょっとさびしいと話されていました。9月6日未明に発生したマグニチュード6.7の「北海道胆振東部地震」の影響で電力節電中(20%)のためでしょうか?



夜景観賞を満喫してホテルに帰ってから、夜景観賞に行ったメンバー4名で函館市街の居酒屋へ食事に出かけました。
   
函館山頂上から漁火が見えていたので、一番にイカ刺しを注文しました。
新鮮で歯ごたえがあって、とても美味しかったです。
写真にあるホッケもとても美味しくてビールがすすみました(^^;)。
その他いろいろ海の幸をいっぱい・・・満足の函館の夜となりました。

今日、9月10日(函館旅第一日目)に行動したエリアです。
※ ガイドブック、「函館」(JTBパブリシング)から転載させてもらいました。