比良山系の
打見山・蓬莱山
(うちみやまとほうらいさん)
2010・4・25
 よい天気に恵まれて湖西の堅田へスケッチに出かけました。湖岸を歩きながら堅田漁港へ、午前中に何枚か描きました。12時過ぎ昼食をとるためにJR堅田駅へ戻る。




堅田の湖岸風景
湖南の近江富士が対岸に見えている。



 駅に着くと急にひさびさに蓬莱山へ登ってみたくなり、弁当とお茶を買ってタイミングよく来た近江舞子行きの電車に乗り込む。車中で慌しく昼食、あっという間に志賀駅に着く。今日はロープウエイでのお手軽登山だ。だが、駅でバスの時間を聞くと30分待ちだという。待つのは面倒なのでロープウエイ乗り場まで歩くことにする。この道は何度か歩いているが念のため駅員さんに聞く。線路に沿って少し戻ると樹下神社神社の参道があるのでその道を登っていくとよいと親切に教えてくれました。


樹下神社
 樹下神社(じゅげじんじゃ)と読むらしい。
 ちょうど出会った地元のおばあさん道を聞く。神社の左手の道をまっすぐ登っていくとバイパス道路があり、そこをくぐって林の中を進むとロープウエイ山麓駅に着くよ・・・


教えてもらった道を行くと・・・
びわ湖バレイの道案内とお地蔵さんが迎えてくれる。





このあたりに多くある「樹下神社」とは?
日吉大社・山王二十一社の上七社の一つだそうです。



樹木の木陰にシャガが咲いている。



 別荘地を過ぎると打見山が見えてくる。車の騒音が聞こえてくる。目の前の樹のすぐ後ろがバイパス道路でした。


こちらは近江八幡の長命寺山から津田山
左端が沖島です。


対岸の三上山が展望できる。

樹林帯の道を抜けるとびわ湖バレイへの自動車道に出会う。ここまで来ると高度があがって琵琶湖の展望が開ける。
いくつもある広い駐車場をこえるとロープウエイ山麓駅はすぐだ。
スケッチ用具一式とペットボトルだけの軽装だったのでJR志賀駅から山麓駅まで40分ほどで着きました。
やったーバスはまだ到着してない(^O^)/。重い荷物を担いでいたら1時間はかかりそうだ。



ロープウエイ乗り場から打見山が・・・・


毎時 00分、20分、40分と3本運転されている。最終は午後5時。
2年前、120乗りという大型の最新鋭のロープウエイに模様替えされた。今回初めて乗りました。
MAXは時速44km/hという。現在は22km/hで運転しているとのこと。
約5分で1100mの打見山頂上駅に到着する。歩けば2時間はかかるだろう。



ロープウエイ山麓駅と広い駐車場が真下に見える。



高度が上がるにつれてびわ湖の展望が開けてくる。


下りは歩こうと思っていたのに、往復割引料金が1900円というのにつられて往復切符を買ってしまった。
今日は手抜き登山、まあいいか・・・。



ロープウエイを降りて蓬莱さんへ向かう。


蓬莱さんへの登りから打見山頂上を振り返る。
 打見山から蓬莱山頂上へは広大なゲレンデを一旦下って登り返すことになる。今日はリフトが運休している。ゴールデンウイークから営業するのだろう。リフトを乗り継げば簡単に行けるが歩くと結構しんどかったです。





比良山系の最高峰、武奈ヶ岳

ロープウエイ頂上駅(打見山頂上)から蓬莱山へ向かう途中でスケッチする。
軟弱登山者、比良リフトが廃止になって以来武奈ヶ岳は御無沙汰している。






蓬莱山への登りに黄色いスイセン約30万球の植えられているというが、
斜面一面黄色い絨毯に覆われるのはまだ先のようだ。




蓬莱山頂上からのびわ湖(南湖方面)の展望
標高 1174m



頂上の碑とお地蔵さん




比叡山遠望
ここから小女郎峠、権現山へと縦走できる。
このコースは何度か歩いている展望のよい道だ。
素晴らしいお天気で展望も満喫して気持ちの良い山歩きでした。
もちろんロープウエイの山麓駅からJR志賀駅までは帰りも歩きましたよ。