保津峡は涼しいかな
午後に京都へ行く用事があるので、あいている午前中を利用して涼しそうなところでスケッチしようと
保津峡を目指して出かけました。
(2010.8.11)


京都駅で山陰線の普通列車(9:00発園部行)に乗り換える。
京都市内を走り、やがて京都の人気観光スポットのひとつ、嵯峨嵐山に着く。この駅をでるとすぐにトンネルだ。出たら保津川に架かる鉄橋の上、渡り終えてすぐにまたトンネルへ。抜けたらまた保津川(桂川)の上の鉄橋だ。この橋の上がJR保津峡駅のホームになっている。


JR保津峡駅
 この駅で降り立ったのはこの男性と私だけ、きっと水尾の里から愛宕さんへ登るのだろう。山陰線はまたすぐにトンネルの中へ消えていく。


愛宕山

プラットホームから見えていた愛宕山です。


JR保津峡駅前の案内板でコースをチェック(スケッチブックへメモ)する。





 午後1時に四条烏丸近くの画廊へ行く約束がある。現在9時半、約2時間強しか余裕がない。愛宕山登りたいが、これは時間的に勿論無理だ。水尾の里も行きたいが、水尾自治会運営のバスの帰り便が14:40しかない。けっきょく川沿いを歩いて距離の近い「清滝」か「鳥居本」に行くことにする。どちらも京都市内へのバス便があるからOKだ。鳥居本まで3.5kmとある。スケッチしながらゆっくり歩けそうだ。



JR保津峡駅
 駅から出発してすぐの保津川に架かる橋の上から撮る。この橋で保津川を渡り返し、鳥居本目指して右折する。


保津川(桂川)

台風4号の豪雨の影響からか、
水は土色した濁流となっている。


すぐに一つ目のトンネルとなる。
昔は右側の崖に沿った危険な細道だったんだ。
今は通行止めになっている。


トンネルを抜けると下り道
涼しいと思った木陰道だが、蒸し暑くて汗が噴出してくる。





トロッコ保津峡駅
駅へは保津川(桂川)に架かるつり橋を渡っていく。
 この観光トロッコ列車はJR嵯峨嵐山駅から亀岡まで保津川(桂川)に沿って走っていた旧山陰線跡を走る。保津川下りは終点の亀岡から出ていて、往路はトロッコ列車、復路は保津川下りの人気観光コースです。でも、けっこお金が要りますよ(^_^;)。
 つり橋の下にパラソル、何をしているか? そのとき濁流に乗って川下の船が一艘下ってくる。無線で連絡を聞いたのか、男がパラソルめがけて走ってくる。そして拡声器で舟に向かって”ハイポーズ”。なんだ記念写真撮る写真屋さんのパラソルだったんだ(^_^;)。




しばらく保津川に沿って歩くと、二つ目のトンネルだ。
車の方向に進むと絶景ポイントが・・・
再びここへ戻ってトンネルを抜ける。すぐに赤い欄干の橋が
あり、下を保津川へ流れ込む「清滝川」が流れている。
トンネル抜けたところに東海自然歩道への案内板がある。
この道標にしたがって清滝川へ降りていく。



ここは保津川が展望できる絶景ポイント



清滝川の傍を東海自然歩道が・・・
不思議なことにこの清滝川は濁っていな



しばらく川沿いに歩いていくと、
鮎釣りをしている人に出会う。

川沿いを行くこの東海自然歩道はなかなか素敵な景観を見せてくれる。
ただ雨の後なので岩が濡れていて滑りやすい。足元に注意が必要だ。



清滝の渡猿橋がみえてくる。この橋の右手の急坂を
登ると清滝のバス停です。左に行けば愛宕山登山口です。




川原では鮎釣りの人、バーベキューをしている
家族連れ、川で泳いでいる若者たちが・・・・
それぞれに楽しんでいました。

スケッチしながらゆっくり歩いたが11時ころに清滝に着きました。






昼食のおにぎりをほうばりながら清滝でもゆっくりスケッチすることができました。



スケッチ後清滝バス停に行ったらタイミングよくJR京都駅行きが・・・
約1時間ほどで四条烏丸に着く。オンタイムに錦市場にある画廊”NiSiKi”に着きました。
あわただしいスケッチ散策でした。