湖東三山・百濟寺

2007・4・30





百濟寺庭園の見晴らし台からの展望


 
 初夏のような暑い日、ネット友達の中川昭彦さんの鈴鹿写真を見に東近江市役所へ出かけました。八日市駅から歩いて市役所へ。ついてみたら祝日振替であいにくの休館日でした。出直すのはつらいので宿直の方に無理を言ってちょこっと見せてもらいました(^_^;)。ついでに東近江市の「ちょこっとバス・ちょこっと号時刻表」と「路線地図」をもらって行き先をチェック。ちょうどあった愛東北循環線の「ちょこっとバス」で百濟寺へ・・・約30分で百濟寺本坊前に着く。料金の200円はやすい。



愛東マーガレットステーション



百済寺本坊前の駐車場からの本坊入口



本坊の門から・・・


本坊(喜見院)の池泉廻遊式のパノラマ庭園
庭園を散策してから表参道の石段を登って本堂へ。



表参道と仁王門

釈迦山 百済寺(ひゃくさいじ)

近江最古級の古刹、1400年の法灯

 百済寺は、今から1400年前の推古14年(606)に、渡来人のために聖徳太子が創建した近江の最古刹です。
 平安京のおり、比叡山に天台宗が開創されると百済寺も天台の寺院となりました。平安末期から鎌倉・室町まで荘厳な大寺院であったとある。元亀元年に織田信長の兵火により焼失する。
その後慶安三年に本堂・仁王門・三門が竣工、これが現在の建築物です。

 


新緑の参道と仁王門、一対の金剛力士像が向きあっている。
門の正面に大きなわらじがかかっている。





仁王門をくぐると正面に石垣の上本堂が見えてくる。
参拝者が打つ荘厳な鐘楼の音が聞こえてくる。




新緑に映える百済寺本堂と鐘楼

下山は石段を避けてなだらかな道の北参道を歩きいました。



 帰り道は「角能線」のバスで能登川に出ることにする。この路線のバス停は来るとき通った「読合堂」なので百済寺町の町並みを通って戻ることにする。
 来るときはバスだったので気にしていなかったこの道だが結構な上り坂だったんだなあ。




百済寺町の集落から百済寺方面をスケッチ

 この坂道を下り、名神高速道路下をくぐって、近江温泉・近江温泉病院を過ぎ、読合堂のバス停に着く。あいにくバスは出たばかりでした。次のバスは一時間後。のどかな田園風景を楽しみながら途中まで歩くことにしました。




 中央のビルが近江温泉と近江温泉病院です。その後ろ側の山麓の百済寺があります。結構歩いていたなあ・・・・



レンゲの花と近くの山



百済寺から1時間半ほど歩いて香の庄(このしょう)というバス停につきました。途中で能登川まで行きたいと道を聞くと、この道でいいよ。でも能登川はむちゃくちゃ遠いにと驚かれる(^_^;)。この香の庄でバスが来る。これ以上は歩けそうにないのでバスに乗りました。JR能登川駅はやはり遠かったです。





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