戸寺から瓢箪崩山

(ひょうたんくずれやま 532.4m)
2005/6/27


  昨日の天気予報では降水確率40%と報じられていたのに今日も朝からいい天気、どこかへスケッチ兼ねて低山歩きでもしようと行き先を探す。とりあえず京都北山方面に的を絞ってガイドブックを見ていたら「瓢箪崩山」という変わった山名前が目に入る。さっそく地図をプリントアウトして出かけました。

 山科駅で京阪電車の京津線に乗り換え京阪三条へ、ここで再び乗り換え出町柳に着く。ここから京都バスで大原の一つ手前の戸寺で下車する。ここからは江文峠経由で金毘羅山へ何度か登ったのでアプローチには自信を持って出発したのに・・・・



戸寺バス停、そばにコンビニがあって便利です
この横の細い道を下って行く。




GPSの軌跡
ところどころ衛星をロストして軌跡が切れている




 コンビ横の細道をちょっと下るとこの道に出ます。これから向かう瓢箪崩山は右手の山裾を行くことになるのに井出の集落の方へ向かってしまい、回り道をしてしまいました(^_^;)。上のGPS軌跡のように歩いてしまった。
遠くには比叡山が顔を出しています。



井出の棚田

 立て札には「地元の田口家(井手町)が代々耕してきた棚田。手間はかかるが水が良いので美味しいお米が穫れるという。」と書かれてある。戸寺方面を振り返り写す。




 民家が終わるすぐに植林帯の林道になります。いきなりイノシシ防御柵があり、その前に「大原の里十名山 B瓢箪崩山登山口」の標柱が立っている。


柵を過ぎると植林帯の中に林道が続きます。


 林道終点から山道に入り、せせらぎの音を聞きながら(左の写真)歩いていく。しばらくすると枯れ沢(右の写真)になってしまいました。その石たちは苔むして露を含んで湿っている。

 平坦だった道が勾配を増してきたころ、手書きの案内板(左の写真)が木の幹にくくりつけてありました。直進は寒谷峠直登コース、右へ行くとジグザグ道で江文峠とある。





ちょっとしたスペースがある寒谷峠
急登が少しつづいた後この峠に飛び出す。
右の道標が今登ってきた戸寺方の道
左へ下ると岩倉方面
正面は江文峠への尾根道
瓢箪崩山頂上へはこの写真を撮っている方から登ることになります。



 寒谷峠からは道が二つに分かれていて、頂上へは左の荒れた急登(写真)を登っていきます。右手のフラットな道は尾根道で花園へ下山できます。


 ちょうど12時、10分ほどの登りで頂上広場に着きました。そこには中高年の二組のペアが昼食をとっていました。今日始めてであった登山者です。



 瓢箪崩山の山頂樹林に囲まれてる。展望は比叡山(左の写真)と麓を走る駿河街道にそって民家が見えるのみでした。


 何もない頂上は写真を撮っただけでそそくさと下山しました。来た道を寒谷峠まで戻り、岩倉目指して急なジグザグ道を下りる。


急ななジグザグ道を振り返る。200mの高度差を一気に下ったことになる。



後は歩き易い樹林帯の林道が続きます。




ここを過ぎると飛騨の池にでて、そこから住宅街に入る。



変わった花?があったので







飛騨の池

瓢箪崩山の頂上は左端方向で写っていません。
登山コースは北山特有の樹林帯の中を歩くので直射日光は避けられるが、蒸し暑いこの時期汗びっしょりで夏向きではありませんでした(^_^;)。



帰り道、四条河原町で下車して、人や車の往来が激しい交差点から南座をスケッチしました。
ビルの壁にある「・・・スーパードライ」の広告が気になりながら(^.^)・・・




京都四条の南座