神 戸 2008・7・23 なぜか萌黄の館(もえぎのやかた)が描きたくなり、早起きして始発二番目の快速で神戸三宮へ。北野坂を歩いて一路異人館街へ。午前7時過ぎでもこの坂道を歩くと汗が噴き出す。さっそく萌黄の館前の木陰に腰をおろしてスケッチをはじめる。お店も開いていないし観光客もいないのでとても静かだ。 |
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萌黄の館 木陰で2時間ほどでかけて、ゆっくり大きめのスケッチブックに描いたあと、 ミニスケッチブックに早描きしたものです。 |
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裏側の庭から見た萌黄の館 |
横から見た萌黄の館 |
風見鶏の館 萌黄の館の横にある風見鶏の館、を同じ位置から振り返ってミニスケッチブックに描いたものです。 |
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風見鶏の館からの下り道 お店の看板などが日本語でなかったら外国の街のような雰囲気ですね。 さすがこの暑さでも神戸の人気観光スポットですね。10時ころになると人で混みだしてくる。暑くてスケッチももう限度です。だがこのまま帰るのはもったいないので、まだ一度も入っていない「うろこの館」を見に行こう。しかしどこで道を間違ったのか、背山散策路とい標識が出てきて山道になってしまった。何処かに出るだろうと気にせず、建物と山に挟まれた細い道を登って行く。この道を進むと「新神戸駅」に行けると標識にでている。その途中に「港みはらし台」があるとある。すぐ下に「うろこの館」が見えるが道がない。今回はあきらめて先に進む… |
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「港みはらし台」からの神戸市街の展望 ここから森林の中の道へとはいって行く。 |
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背山散策路 木陰が続いているが猛烈に暑い 風見鶏の館前の広場から1km強の散策路を歩いて、布引の滝と新神戸駅の分岐点に出る。 |
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今日歩いたルートです。 一旦新神戸駅に着きましたが、駅手前にあった大きな案内板に、布引の滝まで0.4kmと書いてある。こんなに近いのなら、せっかくここまで来たのだからと布引の滝へ行くことにして先ほどの分岐点まで戻る。 |
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分岐からすぐにある砂子橋(いさごばし) 橋横にある歌碑には・・・ あしのやの砂子の山のみなかみを のぼりて見れば布びきのたき 九条内大臣兼実(基家) |
断層に沿って流れる川 流れがこんなに急に変わっているのは・・・ 大地がずれ動いてできた断層で、岩がつぶされてやわらかくなったところで、水にけずりとられやすい箇所だからです。 |
布引水路橋(砂子橋) 砂子橋はレンガ積みの水路橋です。完成当時、雌滝と鼓ケ滝でくみ上げた水を、この橋の中に通された直径8インチと24インチの水道管によって、奥平野浄水場や北野浄水場などに送るために作られた。昭和51年の改修で欄干にレンガを増し積みされ現在の姿になった。 |
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高さ19メートルの雌滝と雌滝取水堰堤(明治33年) アーチ状に石を積んだ堰堤には3個の制水弁があり、東側の?台(きょうだい)との間には24インチ(約60p)のパイプが設置されていてた。ここでくみ上げられた水は、ハイキングコースに埋められたパイプと下流の砂子橋を通り、現在でも奥平野浄水場に送られている。 ?台の上に造られたドーム屋根の石積みの建物は、水が流入する施設の上に作られている。めずらしい構造物です(国指定重要文化財)。 |
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布引の滝(雌滝)は、那智の滝、華厳の滝と並んで、我が国の三大神滝といわれている。それだけに古来より貴族、歌人などがよく訪れ、詩などを数多く詠んでいる。布引の滝は上流から雄滝、雌乙滝、鼓滝。雌滝となっている。 |
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雄滝 雄滝は高さ43メートルの雄大な姿をしている。 この雄滝のところで滝の上流側の山が下流側に比べて大きく上昇してできた瀧です。 |
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