重要伝統的建造物群保存地区

今井町

2006・4・12



 OBハイキングの大和三山歩きのコース下見が終わって、コースゴールの近鉄八木駅近くの喫茶店で休憩&打ち合わせをする。このときコース検討の話題として八木駅近くの今井町の話がでる。この今井町は古い建物群のある今売り出し中の観光スポットとハイク幹事のD氏が話す。でも彼はまだ行ったことがないらしい。下見会はこの八木駅で解散しましたが、私は先ほどの今井町が気になり、夕暮れ近くだが駅で案内チラシをもらって立ち寄ってきました。
 その案内地図を見ながら大和八木駅から西へ、少し歩くと飛鳥川に出る。この川に沿って橿原神宮へ向かって歩けばよいようだ。今井町を歩くにはまず「今井まちなみ交流センター」へ行くように勧めているので最初に立ち寄ることにしました。



満開を過ぎて散りだした桜並木に沿って、南へ歩く。今井町はそんなに遠くない距離にありました。



今井まちなみ交流センター 
はないらか(華甍)




 

今井町は・・・・

 奈良県橿原市にある全国でも屈指の古民家集落で、戦国時代の天文年間(1532〜55)に石山本願寺の家衆である一向宗の今井兵部が築いた宗派の道場「称念寺」を中心とした城塞都市でした

 今井町の民家の特徴は重厚で剛健な造りが多いとある。その代表格が重文の今西家住宅で慶安3(1650)年に建てられた今井町最古の民家で惣年寄の筆頭をつとめた家柄らしい。

 左図の案内箇所を上手に訪ねて歩くにはゆっくり資料を読無必要がある。今日は時間もなくてうろうろしただけで時間切れになってしまいました。それにしても奈良町によく似た入り組んだ狭い道と複雑な構成でした。





がっしりとした大和格子や白壁が民家というより城郭を思わせる威風堂々のたたずまいです。




町並みは綺麗に整備されて電柱などはない。


 約2時間足らずの駆け足ミニツアーで残念ながらスケッチもできませんでした(^_^;)