京都トレイルで稲荷大社から今熊野観音寺へ

2008・2・29

OBハイキングの下見コースとして伏見稲荷大社から京都トレイルの一部を歩いてきました。この京都トレイル東山コースはJR稲荷駅から伏見稲荷山(233m)〜比叡山まで約24kmのハイキングコースです。
京都駅から奈良線の普通列車に乗り換えて約6分ほどで稲荷駅に着く。

11:00稲荷駅を出発する。駅前の道路を横断したらすぐに参道の大鳥居がある。ウイークデイでも結構参拝者でにぎわっている。




JR稲荷駅



伏見稲荷大社参道の大鳥居



今日歩いたルート

本殿左横から右へ回り込んで朱色の鳥居の林の中を歩いて奥の院へ
携帯電話のカメラで感度が悪く画像がぶれてしまった。ここを通りぬけると奥社奉拝所に突き当たる。



奥社奉拝所に突き当たって左へ、再び鳥居のトンネルになる。何度か鳥居のトンネルを入ったり出たりの繰り返して石段の道を登っていく。




京都市街を望む
11:45 展望のある分岐点・四辻に着く。
この四つ辻は稲荷山山頂をめぐる周遊コースの基点です。一周は約30分と案内板にありました。

この四つ辻から右回りで稲荷山山頂へ石段を登っていく。三の峯、二の峯と続いて山頂・一の峯(上の社)に着く(12:00)
一の峯のある山頂から下って再び四つ辻に帰り着く(12:20)。京都市街を眺めながら休憩&サンドイッチの昼食をとる。
昼食後京都トレイルコースに従って泉涌寺に向かう。途中案内板を見落として遠回りをしてしまう。分岐を間違えなければかなりのショートカットになることを確認する。



泉涌寺の山門


泉涌寺の境内

13:15 回り道でかなり時間がかかって泉涌寺に着く。
東山三十六峰の一嶺、月輪山の麓に静かにたたずむ泉涌寺。ひろく「御寺(みてら)」として親しまれている。天長年間に弘法大師がこの地に庵を結んだ事に由来する。今回はコース下見なので境内見学はパスしました。拝観料500円(団体割引はない)
寺地の一角より清水が涌き出た事により寺号を泉涌寺と改められた。



つぎに泉涌寺に隣接する西国三十三所観音霊場(15番札所)の今熊野観音寺に立ち寄りました。



今熊野川にかかる赤い鳥居橋を渡って直進する参道



本殿と後方の高台にある平安様式の多宝塔「医聖堂」
後白河法皇より山号を賜り、「新那智山」と称します。

京都駅へは泉涌寺道を西へ一直線に下って行く。やがて琵琶湖疎水と鴨川が隣接している川岸に突き当たる。




川のすぐ手前から京都タワー(写真中央)が小さく見えている。






鴨川とJR京都駅(左のビル)と京都タワー。京都タワーの下を新幹線が通り過ぎていく。

鴨川と琵琶湖疎水へ突き当たったところには直進する橋がない。右折して川にそって歩く、すぐの新幹線とJR当東海道線(琵琶湖線)のガード下を抜けると鴨川に架かる塩小路橋がある。京都タワーが大きく目に入ってくる。今日のゴール・京都駅はもうすぐだ。





鴨川に架かる塩小路橋の上から上流(北方向)を写す。



14:40 京都駅に帰りつく

結構あちこち回り道した結果、ハンディGPSのデータは歩行距離9.39km、移動時間2時間7分、休止1時間33分と記録されていました。休憩として座っていたのは昼食の時の15分なのに意外と立ち止っていた時間が長い。鳥居の林の中は衛星電波をロストしていたのでこの時間が加算されたのだろう。
OBハイキングにはちょうど良い距離だが、石段の上り下りが多いので膝には負担があるかな・・・