猪ノ鼻ガ岳は地元では宝殿山(ほうでんやま)と呼ばれている。2002年11月、しゃくなげ池から登ったが頂上直下で道を見失い敗退した苦い思い出がある。今日はそんなことが急に思い出して、反対側の鎌掛峠(かいがけ)から宝殿林道でリベンジしました。 |
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日野町から鎌掛へ向かう途中、真っ青な空をバックにした白い竜王山(左)と綿向山(右:わたむきやま)が望める。 |
赤は今回歩いたリベンジルートです。 黄色は3年前敗退したルートです。 |
しゃくなげ渓入り口の駐車場に車を止めて鎌掛峠へ向かう。日陰の道は融けた雪が凍っている。 まさか雪が残っているとは想像していませんでした。山道は大丈夫かちょっと心配になる。 |
鎌掛峠手前から見えた猪ノ鼻ガ岳 |
鎌掛峠の宝殿林道入り口 |
宝殿林道入り口からの猪ノ鼻ガ岳 |
落ち葉を踏みながら宝殿林道を歩く 右手の樹間に猪ノ鼻ガ岳を見ながらけからしばらく歩くと展望のある開けた若木の植林帯につく。ここの分岐で左へとる。 |
雪の残る林道 林道分岐からほんの少しで宝殿山登山口に着きました。右手の杉の根元に白い杭と古そうな宝殿山の道標が道に落ちている。なんか怪しそうな登山口だなあ・・・ |
いきなり植林帯になるが目印は何もない。道もはっきりしてないので直進する。急な斜面になってきて踏み跡もなく道を違えたことがわかったが、そのまま強引に登る(^_^;)。 |
頂上の手前の展望 (右端は竜王山) |
今回も登山道をミスして残雪の中、雑木の急坂を登る羽目になりました。藪漕ぎで悪戦苦闘のすえ、何とか無事に頂上近くの尾根道にたどり着きました。頂上直下では雑木林の中をルートを探して右へ行ったり左へ行ったり・・・GPS軌跡が乱れているでしょう(^_^;) 尾根道はわかりやすくテープの印も細かく付いていました。下山はこのルートで迷うことなく無事にもとの登山口に着きました。 |
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猪ノ鼻ガ岳頂上 10年前発行の山渓「滋賀県の山」には北側の展望が素晴らしいとある。日野町の町並みや綿向山が大きく見えるとあるが、ご覧の通りの雑木林でした。 |
残雪の残る正規のルート 尾根からだいぶ下ったところで見覚えのある場所に出た。前回はここまで来ていたことが分岐の様子ですぐにわかった。雪で滑りやすいので前回のルートは避ける。なんとか転ばずもとの登山口に着きました。やれやれ・・・ 下山してきて正規のルートは登山口からすぐに左折すればいいことがわかりました(^_^;)。 |
宝殿林道から見えた竜王山(左)と綿向山 しゃくなげ渓入り口から往復2時間半の山歩きでした。 |
音羽城跡からの猪ノ鼻ガ岳 ここで昼食をとり日野の町を散策して帰宅しました。 |